問101-341 解説


問341 
8歳男児。
ぜん息でかかりつけ医に
以下の処方を出してもらっている。

(処方1)
スプラタストトシル酸塩シロップ用5% 
1回1.5g(1日3g)
1日2回朝夕食後30日分

(処方2)
ツロブテロールテープ1mg 
1回1枚
1日1回就寝前胸部に貼付30日分(全30枚)

(処方3)
フルチカゾンプロピオン酸エステル
ドライパウダーインヘラー50μg 60吸入
1本
1回1吸入1日2回朝夕吸入

しかし
発作が頻発し症状が重篤化したため
救急車で病院に搬送された。

かかりつけ医が処方した薬の
アドヒアランスを確認したところ
しっかり服用できていた。

発作時の薬物療法として
適切でないのはどれか。1 つ選べ。

1 アミノフィリンの点滴
2 ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウムの点滴
3 クロモグリク酸ナトリウムの吸入
4 プロカテロール塩酸塩水和物の吸入
5 サルブタモール硫酸塩の吸入


喘息の発作時は
β 刺激薬、ステロイド、テオフィリンなどが
用いられます。

選択肢 1,2,4,5 は
適切であると考えられます。


選択肢 3 の
クロモグリク酸ナトリウム(インタール)は
ケミカルメディエーター遊離抑制薬であり
既に起こっている喘息発作に対しては
効果のない薬剤です。

そのため、発作時の薬物療法としては
不適切です。



以上より、正解は 3 です。