国試102回 問161~164

 

161

骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1 デノスマブは、抗TNF-α(腫瘍壊死因子)抗体で、前駆細胞から破骨細胞への分化を抑制する。

2 テリパラチドは、カルシトニン受容体を刺激し、破骨細胞による骨吸収を抑制する。

3 ミノドロン酸は、メバロン酸経路のファルネシル二リン酸合成酵素を活性化し、骨芽細胞から骨細胞への分化を促進する。

4 カルシトリオールは、ビタミンD受容体を刺激し、腸管からのカルシウム吸収を促進する。

5 ラロキシフェンは、エストロゲン受容体に対し、骨組織ではエストロゲン様作用を示すが、乳房では抗エストロゲン作用を示す。

 

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162

血液・造血組織に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1 ダルベポエチンアルファは、赤芽球前駆細胞に作用して赤血球への分化・増殖を促進し、腎性貧血を改善する。

2 メコバラミンは、胃切除後の患者において低下している食物からのビタミンB6の吸収を促進し、巨赤芽球性貧血を改善する。

3 葉酸は、血漿中の鉄の造血組織への移行を促進し、鉄芽球性貧血を改善する。

4 フィルグラスチムは、顆粒球系前駆細胞からの好中球産生を促進し、好中球減少症を改善する。

5 ミリモスチムは、トロンボポエチン受容体を刺激し、血小板減少症を改善する。

 

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163

抗アレルギー薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1 オマリズマブは、B細胞におけるIgE産生を抑制する。

2 ケトチフェンは、トロンボキサン合成酵素を阻害する。

3 ラマトロバンは、プロスタノイドTP受容体を遮断する。

4 スプラタストは、IgEに結合し、肥満細胞からのケミカルメディエーターの遊離を抑制する。

5 プランルカストは、ロイコトリエン受容体を遮断する。

 

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164

抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

 

1 パラシクロビルは、アシクロビルに変換された後、単純ヘルペスウイルス由来のチミジンキナーゼでリン酸化され、ウイルスDNAの複製を抑制する。

2 リトナビルは、インフルエンザウイルスのNS3-4Aプロテアーゼを阻害し、感染細胞からのウイルスの遊離を抑制する。

3 テラプレビルは、C型肝炎ウイルスのノイラミニダーゼを阻害し、ウイルスRNAの合成を抑制する。

4 ザナミビルは、HIVのプロテアーゼ活性を阻害し、ウイルス構成タンパク質の産生を抑制する。

5 ジドブジンは、感染細胞内でリン酸化され、HIV逆転写酵素を競合的に阻害する。

 

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