102-26 解説


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受容体刺激薬(アゴニスト)の結合部位に不可逆的に結合する遮断薬(アンタゴニスト)を加えることにより、アゴニストの用量-反応曲線が点線Aから実線Bのように変化した。正しいのはどれか。1つ選べ。ただし、余剰受容体はないものとする。




「不可逆的」に結合する遮断薬とあるので

濃度をどんなにあげても反応率は 100 % を下回ります。


イメージとしては

総問題数100問、1問1点で100点満点の

マークシート試験を受験するとして


薬物による反応率を「正解数」

受容体を「問題数」に例えると

イメージしやすいかもしれません。


薬物を増やして反応率を上げる=正解数が増えていく

→点数がどんどん高くなる という関係が

A として表現されています。



不可逆的な遮断薬が加わるというのは

30問間違いが確定する、というイメージです。


もしくは

遅刻回数が多い、必須レポートを出してないといった理由から

試験で100点をとっても成績が最高 B にしかならないという状況と

言い換えてもよいです。


結果、最高点は70点どまりとなります。



用量をいくら増やしても、反応率が100%に満たないのは

選択肢 3 のみなので、正解は 3 です。