102-29 解説


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ナファゾリンの充血除去作用の機序はどれか。1つ選べ。

 

1 アドレナリンα1受容体刺激

2 アドレナリンα2受容体遮断

3 アドレナリンβ1受容体刺激

4 アドレナリンβ2受容体遮断

5 アドレナリンβ3受容体刺激


ナファゾリンは α1 受容体刺激薬です。

従って、正解は 1 です。


以下、雑感。国試には関係なし。


・点鼻薬の有効成分として

OTC薬にもよく用いられているナファゾリンは

連用してはならないのですが

実際には、中毒的な使用者が知られています。


「薬物の適正使用」という意味では

薬剤師が全力で関与すべきであると感じると共に


Drug - induced rhinitis や、薬剤性鼻炎 で調べてみると

命などに別状がない点からか、研究の少なさに驚きました。


休薬期間、メカニズムも

少なくとも調べた限り明確ではありませんでした。


そういう意味では薬剤師が

現場でも研究でもまだまだやるべきことが

あると感じました。



・さらに、ナファゾリンを有効成分とする

OTCは第二類医薬品であり

登録販売者の方との協力も重要であると感じました。


第二類、第三類に関しては

むしろ登録販売者の方が研修などを行う中で

独自の情報、知識が蓄積、活用されつつある印象を

個人的には感じています。


従って、薬物の適正使用のため

薬剤師、登録販売者が相互に交流、協力していく

重要性が高まっているといえるのではないかと思いました。


以上、雑感。