国試102回 問336~340

 

336

アレルギー性鼻炎の持病がある高校生が海外の国際競技大会へ出場することになった。現在医療機関を受診しておらず、一般用医薬品などで様子を見ていた。海外の薬局にて一般用医薬品を購入する際に現地の薬剤師に相談できるように服用可能な薬を書いたメモを持たせることにした。

下記に示す医薬品成分のうちアンチドーピングの観点から適切でないのはどれか。2つ選べ。なお、成分名の英文表記に誤りはないものとする。

 

1 d-Chlorpheniramine Maleate

2 Ebastine

3 Ibuprofen

4 Prednisolone

5 dl-Methylephedrine Hydrochloride

 

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337

57歳女性。乾癬に罹患し、以下の処方により治療することになった。

(処方)

エトレチナートカプセル10mg 11カプセル(13カプセル)

13回 朝昼夕食後 14日分

ベタメタゾン酪酸プロピオン酸エステル軟膏0.05% 30g

11回 朝 患部に塗布

マキサカルシトール軟膏0.0025% 90g

12回 朝就寝前 患部に塗布

健康には気をつけており、日頃から以下の飲み物を常用している。以下の飲み物の中で、同時に摂取したときにこの処方薬の副作用の発現を高める可能性があるのはどれか。1つ選べ。

 

1 ミネラルウォーター

2 グレープフルーツジュース

3 牛乳

4 トマトジュース

5 青汁

 

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338

50歳女性。体重50kg。激しい腹痛のため来院した。検査の結果、腹痛は小腸の炎症によるものと判明した。食事が摂れないため、エネルギー基質としてアミノ酸(3.0w/v%)及びブドウ糖(8.0w/v%)を含有する輸液を末梢静脈より投与することとなった。

本製剤を1日あたり1,500mL投与するとき、患者の総エネルギー消費量(TEE)に対する総投与エネルギー量の割合(%)として最も近い値はどれか。1つ選べ。

ただし、基礎エネルギー(BEE)は25kcal/kg/日で概算できるものとし、この患者の活動係数は1.2,ストレス係数は1.0とする。

 

1 15

2 30

3 45

4 60

5 75

 

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339

後期高齢者で一人住まいの患者Aは、通院にヘルパーの介助が必要であった。最近、通院が困難になり、薬の服薬管理にも不安があるので、週1回の訪問薬剤管理指導の指示が処方医より出された。

薬剤師が行う訪問薬剤管理指導の内容として適切でないのはどれか。2つ選べ。

 

1 訪問前に、薬学的管理指導計画をたてる。

2 患者の状態から介護度を決定し、介護保険被保険者証に記載する。

3 患者の生活状態に応じた服薬支援(剤形変更、簡易懸濁法など)を医師に提案する。

4 バイタルサインのチェックを行うには、医師の許可が必要となる。

5 在宅訪問の結果について、必要な情報を医師やケアマネージャーなどに報告する。

 

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340

60歳男性。数年来、糖尿病治療のためクリニックを受診している。このたび、糖尿病の病態悪化の傾向があり、現在服用中の薬剤に1薬剤が追加され、処方箋をかかりつけの薬局へ持参した。薬剤師がお薬手帳で現在服用中の薬剤を確認し、窓口で患者と以下の会話があった。

(現在服用中の薬剤)

ボグリボース錠0.3mg 11錠(13錠)

13回 朝昼夕食直前 28日分

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT 11錠(12錠)

12回 朝夕食直前 28日分

(薬剤師と患者との会話)

患者:糖尿の薬がまた増えました。今度の薬も13回、食前に飲む必要がありますか。

薬剤師:新しく出た薬は11回ですよ。食前に飲み忘れた時は食後でもいいですよ。

患者:どんな薬なのですか。注意することはありますか。

薬剤師:尿中に余分な糖を出すことで効果を発揮する薬です。今まで通り、低血糖症状に気をつけてください。それに追加して排尿時の違和感にも注意してください。尿量が増えることで喉が渇きやすくなるかもしれません。その時は水分補給を忘れないでください。

上記の会話から推測される糖尿病治療薬はどれか。1つ選べ。

 

1 グリベンクラミド

2 シタグリプチンリン酸塩水和物

3 ピオグリタゾン塩酸塩

4 イプラグリフロジン L-プロリン

5 ミチグリニドカルシウム水和物

 

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