国試103回 解説343



343

 

68歳男性。交通外傷で右上腕を開放骨折していることが判明し、骨接合術が予定された。

術前管理として薬剤師が持参薬を確認した。

次の持参薬の中で手術に向けて注意の必要な薬物はどれか。2選べ。

 

1.ロスバスタチン

2.タムスロシン

3.ダビガトラン

4.ロキソプロフェン

5.テルミサルタン

 

 

正解 (3)(5)

 

選択肢 1 ですが

ロスバスタチンは、スタチンです。

HMG-CoA 還元酵素阻害薬です。

 

 

選択肢 2 ですが

タムスロシンは

α受容体遮断薬です。

 

 

選択肢 3 ですが

ダビガトランは腎排泄型の

直接トロンビン阻害薬です。

血液の抗凝固薬です。

手術では出血が避けられず

注意が必要といえます。

 

 

選択肢 4 ですが

ロキソプロフェンは NSAIDs です。

 

 

選択肢 5 ですが

テルミサルタンは

AT1受容体拮抗薬です。

降圧薬です。

手術に伴う降圧が予想されるため

注意が必要といえます。

 

 

以上より、正解は 3,5 です。


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