基礎薬学 問31~問40



問31

下の図は分子式 C9H10Oで表される化合物 A~Dのいずれかの質量スペクトル(EI-MS)である。記述a~dのうち、正しいものの組合せはどれか。

 a 分子式が同一の化合物では、理論的に分子イオンピークM+と [M+1]及び [M+2]のピークの相対強度の比は、ほぼ等しくなる。

 b 化合物A、B及びDでは、m/91が強く観察される。

 c  m/z 65は、m/91から生じたフラグメントイオンピークである。

 d この化合物の構造はAと推定される。

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 
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問32

日本薬局方D-ソルビトール(C6H14O6:182.17)の定量法に関する記述について、[ ]の中に入れるべき数値はどれか。

本品を乾燥し、その約 0.2 gを精密に量り、水に溶かし、正確に100 mLとする。この液10 mLを正確に量り、ヨウ素瓶に入れ、過ヨウ素酸カリウム試液50 mLを正確に加え、水浴中で15分間加熱する。冷後、ヨウ化カリウム2.5 gを加え、直ちに密栓してよく振り混ぜ、暗所に5分間放置した後、遊離したヨウ素を0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム液で滴定する(指示薬:デンプン試液3 mL)。同様の方法で空試験を行う。

0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム液1 mL=[ ]mg  C6H14O6

この滴定において、D-ソルビトール、過ヨウ素酸、ヨウ素酸は下記のように反応する。

C6H14O+ 5IO4- → 2HCHO + 4HCOOH + 5IO3+ H2O

IO4+ 7I+ 4H2SO4 → 4I+ 4H2O + 4SO42-

IO3+ 5I+ 3H2SO4 → 3I+ 3H2O + 3SO42-

  1 1.822  2 2.277  3 3.643  4 18.22  5 22.77  6 36.43


正解 1
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問33

日本薬局方における紫外可視吸光度測定法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

 a 通例、波長200 nmから800 nmまでの範囲の光が、物質により吸収される度合いを測定し、物質の確認、純度の試験及び定量などを行う方法である。

 b 単色光が、ある物質の溶液を通過するとき、透過光の強さの入射光の強さに対する比率を透過度という。

 c 透過度の常用対数を吸光度という。

 d 層長を1 cm、吸光物質の濃度1 mol/Lの溶液に換算したときの吸光度を比吸光度という。

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 
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問34

イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

 a ラジオイムノアッセイでは、11C、13N、15Oなどの放射性核種で標識した抗原が用いられる。

 b 抗原あるいは抗体をプレートなどに固定して行うエンザイムイムノアッセイを、ELISAという。

 c 抗体に結合した抗原(B)と非結合の抗原(F)の分離(B/F分離)を行わない方法を、均一系免疫測定法(ホモジニアスイムノアッセイ)という。

 d サンドイッチイムノアッセイ(two-site イムノエンザイモメトリックアッセイ)は、高分子化合物よりも低分子化合物の定量に適している。

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 
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問35

物理的診断法a~dのうち、反射波を観測するものの組合せはどれか。

 a MRI 法

 b マンモグラフィー

 c 超音波法(エコー又はドップラー法)

 d ファイバースコープ法

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 6 
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問36

記述ア~エに該当する生薬a~hについて、正しい組合せはどれか。

 ア バラ科植物の種子の生薬で、主要成分として青酸配糖体を含み、鎮咳去痰薬として用いられる。

 イ ウコギ科植物の根茎の生薬で、主要成分としてオレアナン系のトリテルペンサポニンを含み、健胃薬、鎮咳去痰薬として用いられる。

 ウ セリ科植物の根茎の生薬で、主要成分としてフタリド類を含み、漢方で貧血や冷え症などの婦人薬として用いられる。

 エ キク科植物の頭花の生薬で、主要成分としてクロモン類やクマリン類を含み、利尿薬、利胆薬として用いられる。

 a トウニン
 b サイコ
 c キョウニン
 d ニンジン
 e コウカ
 f インチンコウ
 g チクセツニンジン
 h センキュウ

  ア イ ウ エ
 1 e d f b
 2 e f g c
 3 a d b e
 4 c g h f
 5 a d h b
 6 c g b f


正解 
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問37

漢方処方に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

 a 当帰芍薬散や加味逍遙散は、桂枝湯を基本とした処方である。

 b 補中益気湯や大建中湯は、人参が配合されている処方である。

 c 葛根湯や小青竜湯は、麻黄が配合されている処方である。

 d 八味地黄丸や牛車腎気丸は、柴胡と黄苓が配合されている処方である。

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 4
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問38

植物成分a~dと生合成経路ア~オの正しい組合せはどれか。

 ア アミノ酸経路

 イ 酢酸 - マロン酸経路とシキミ酸経路の複合経路

 ウ 酢酸 - マロン酸経路

 エ シキミ酸経路

 オ イソプレノイド経路

   a  b  c  d
 1 エ オ ア ウ
 2 エ ウ ア イ
 3 ウ イ エ オ
 4 ウ オ エ イ
 5 エ イ ウ オ


正解 3
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問39

タンパク質の翻訳後修飾に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

 a リン酸化タンパク質では、セリン、トレオニン、又はトリプトファン残基にリン酸基が結合する。

 b N結合型糖鎖の付加は、一般にグルタミン残基に起こる。

 c ヒストンのリシン残基のアセチル化は、ヒストンとDNAの結合親和性を低下させる。

 d γ-カルボキシグルタミン酸残基は、血液凝固因子に含まれる。

  1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 6
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問40

酵素と補酵素(補因子)との対応のうち、正しいものの組合せはどれか。

    酵素              補酵素(補因子)

 a カタラーゼ -------------------------- ヘム鉄

 b ピルビン酸デヒドロゲナーゼ ---- ピリドキサールリン酸

 c アミノトランスフェラーゼ ------- チアミンニリン酸

 d チミジル酸シンターゼ ------------ テトラヒドロ葉酸

 1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)


正解 3
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