問96-46 解説



問46

呼吸器系に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 横隔膜はドーム型の骨格筋であり
息を吸い込む時に収縮している。

b 気道壁を構成する平滑筋は
アドレナリンβ2受容体刺激で収縮する。

c I 型肺胞上皮細胞は
肺胞表面を潤す界面活性物質(サーファクタント)を分泌している。

d 血液の pH の低下は
化学受容器を刺激し、呼吸を促進する。

1(a、b) 2(a、c) 
3(a、d) 
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)



記述 a はその通りの記述です。


参考) 各臓器の役割
(横隔膜について 記述あり 
生化まとめました(1) 1-1 2))



記述 b ですが
β2受容体刺激により、平滑筋は、弛緩します。
喘息薬に用いられるサルブタモールを思い出すとよいと
思います。
β2受容体刺激で収縮は、しません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c ですが
肺サーファクタントを分泌するのは
Ⅱ型肺胞上皮細胞です。
Ⅰ型では、ありません。


よって、記述 c は誤りです。



記述 d ですが
血液の pH の低下とは、酸性に偏るということであり
具体的には、血中 CO
2 濃度の上昇を意味します。

pH 低下は、化学受容器により感知され
呼吸を促進させます。


よって、記述 d は正しいです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , d)です。


正解は 3
です。



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