問96-58 解説



問58

サイトカインに関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 腫瘍壊死因子α (TNFα) は
活性化されたB細胞から産生される。

b インターフェロンα (IFNα) は
ウイルス性肝炎の治療に用いられる。

c ケモカインは
白血球の遊走・活性化作用を有する。

d インターロイキン-12(IL-12)は
ナチュラルキラー細胞(NK 細胞)や T 細胞に働いて
IFNα の産生を促す。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)



記述 a ですが
TNFαは、主に活性化マクロファージにより産生されます。
B細胞では、ありません。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b , c は
その通りの記述です。



記述 d ですが
インターロイキン12は
サイトカインの一つです。
B細胞や、樹状細胞が分泌します。

未分化のT細胞に
インターフェロンγと共に作用して
ヘルパーTの細胞へと分化させる物質です。
又、NK 細胞を刺激する働きもあります。


そして、活性化したT細胞や、NK細胞は
インターフェロン(IFN)γを産生します。
インターフェロン(IFN)αでは、ありません。


よって、記述 d は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(b , c)です。


正解は 4
です。



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