問96-60 解説



問60 

ホルモンに関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 細胞の核内で作用するステロイドホルモンは
受容体を介して効果を現す。

b 副腎皮質刺激ホルモンは
糖質コルチコイド産生を抑制する。

c 成長ホルモンの分泌は
成長ホルモン放出ホルモンによって促進され
ソマトスタチンによって抑制される。

d ドパミン受容体遮断薬を投与すると
プロラクチンの分泌が抑制される。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)



記述 a ですが
ステロイドホルモンは、核内受容体に作用して
効果を現します。


よって、記述 a は正しいです。



記述 b ですが
副腎皮質刺激ホルモンは
糖質コルチコイド産生を促進します。
抑制では、ありません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c ですが
その通りの記述です。



記述 d ですが
ドパミン受容体遮断により
プロラクチン分泌は促進されます。

代表的なドパミン受容体遮断薬(統合失調症薬)である
クロルプロマジンの、重大な副作用として
乳汁分泌などがあり
その原因が、高プロラクチン血症であった事を
思い出すことができるとよいと思われます。


よって、記述 d は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , c)です。


正解は 2
です。



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