問96-103 解説



問103

我が国の医療保険制度に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 保険外併用療養費の対象には
「評価療養」と「選定療養」の2種類がある。

b 高額療養費制度とは
医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が
一定額を超えた場合に、国がその全額を支給する制度である。

c 公費負担医療制度は
国又は都道府県が費用の全部又は一部を負担するものである。

d 保険給付の方法は、主として現金給付である。

1(a、b) 
2(a、c) 3(a、d) 
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)



記述 a では
保険外併用療養費が問題になっています。


保険外併用療養費とは
保険外診療の中で、厚生労働大臣が定めるものです。
(リンク先は、けんぽHPの説明ページ)


保険からの給付が行われる医療費です。
具体的には、評価療養と、選定療養があります。


評価療養の代表例は
先進医療や、治験に関わる医療です。


選定療養の代表例は
時間外診療や、大病院の初診などです。


よって、記述 a は正しいです。



記述 b では、高額療養費制度が
問題になっています。


高額療養費制度とは
自己負担限度額を超えた場合に、医療保険より
差額が払い戻される制度のことです。
※負担の上限額は、年齢や所得により異なります。
(リンク先は、厚生労働省HPの説明ページ)
全額を支給する制度では、ありません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c では、公費負担医療制度が
問題になっています。


これは、記述の通りの制度です。


よって、記述 c は正しいです。



記述 d では、保険給付の方法が
問題になっています。


保険給付は、診察や、薬の支給といった形で
給付されます。
つまり、現物給付が主な支給の方法です。
主として現金給付では、ありません。


よって、記述 d は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , c)です。

正解は 2
です。



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