問96-104 解説



問104

医薬分業に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 医薬分業のメリットとして
複数の医療機関を受診している患者に対する
重複投与の防止に役立つことが挙げられる。

b 医薬分業のデメリットとして
医師が処方せんを発行するにあたり
薬局の医薬品備蓄状況を確認しなければならないことが挙げられる。

c 近年(平成18年~20年)の統計によれば
都道府県別の医薬分業率は
最も低い県でも50%を超えている。

d 近年(平成18年~20年)の統計によれば
医薬分業率は、病院の方が診療所より高い。


1(a、b) 2(a、c) 3(a、d)
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)




記述 a では、医薬分業のメリットが
問題になっています。


医薬分業のメリットの1つとして
かかりつけ薬局を持つことにより
複数の医療機関受診患者の
重複投与防止に役立つ点があげられます。


よって、記述 a は正しいです。



記述 b では、医薬分業のデメリットが
問題になっています。


医師が処方せんを発行するにあたり
薬局の医薬品備蓄状況を確認する
必要は、ありません。

むしろ、医師は、医薬品の備蓄状況を気にすること無く
処方箋を発行することができるという点は
医薬分業のメリットです。
(医薬分業をしていないと、病院に備蓄している薬しか
処方できない、ということです。)


よって、記述 b は誤りです。



記述 c ですが、都道府県別の医薬分業率
ばらつきがあり、最低でも 50% を超えているということは
ありません。
(リンク先は、日本薬剤師会HP 医薬分業進捗状況)


よって、記述 c は誤りです。



記述 d ですが
医薬分業率は、記述の通り
病院の方が、診療所よりも高いです。
(リンク先は厚生労働省HP 
社会医療診療行為別調査)

よって、記述 d は正しいです。



以上より、正しい組み合わせは
(a , d)です。


正解は 3
です。



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