問111麻薬及び向精神薬取締法(以下「麻向法」という)
に関する記述のうち、
正しいものの組合せはどれか。
a 薬局で麻薬を調剤するには
薬局開設者が都道府県知事から
麻薬小売業者の免許を受けなければならない。
b 麻薬による治療を受けている患者は
自己の疾病の治療の目的で
厚生労働大臣の許可を受けずに
麻薬を海外へ携帯することができる。
c 向精神薬輸入業者は
第一種向精神薬を輸入しようとするときは
その都度厚生労働大臣に届け出なければならない。
d 麻薬等原料卸小売業者は
取り扱う麻薬向精神薬原料の譲り渡しが
麻向法で禁止される麻薬の製造に関連すると考えられる場合は
すみやかに都道府県知事に届け出なければならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d)
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問111 解説へ
問112覚せい剤取締法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a フェニルメチルアミノプロパン及びその塩類は、覚せい剤として規制されている。
b 覚せい剤施用機関において診療に従事する医師は、覚せい剤の中毒者に対し、その中毒を緩和するために、覚せい剤を施用することができる。
c セレギリン塩酸塩(N,α-ジメチル-N-2-プロピニルフェネチルアミン塩酸塩)を含有する医薬品は、覚せい剤原料に該当する。
d 薬局開設者が覚せい剤原料を廃棄しようとするときは、都道府県知事の許可を受けなければならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問112 解説へ
問113毒物及び劇物取締法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 毒物又は劇物の製造業の登録を受けようとする者は、その製造する品目について、性状、規格等の承認を受けなければならない。
b 毒物劇物営業者は、心身の障害により毒物又は劇物による保健衛生上の危害防止の措置を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるものに対して、毒物又は劇物を交付してはならない。
c 毒物又は劇物を直接に取り扱わない輸入業者であっても、その営業所に専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。
d 毒物は、政令で定める技術上の基準に従わなければ、廃棄してはならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問113 解説へ
問114医療法に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医療は、生命の尊重と個人の尊厳の保持を旨として行われなければならない。
b 医療は、国民自らの健康の保持増進のための努力を基礎として提供されなければならない。
c 国及び地方公共団体は、国民に対し良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制が確保されるよう努めなければならない。
d 薬剤師など医療の担い手は、医療を受ける者に適切な説明を行い、文書による同意を得なければならない。
a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤
6 誤 誤 誤 正
正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問114 解説へ
問115医療提供体制の確保に関する基本方針として厚生労働大臣が定める事項の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医療提供体制の確保に係る地域住民の費用負担に関する基本的な事項
b 医療提供施設相互間の機能の分担及び業務の連携に関する基本的な事項
c 医療を受ける者に対する医療機能に関する情報の提供の推進に関する基本的な事項
d 医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者の確保に関する基本的な事項
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 正
5 誤 正 誤 正
6 誤 誤 正 誤
正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問115 解説へ
問116医師法、薬剤師法、保健師助産師看護師法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 医師については、その品位を損するような行為に対する厚生労働大臣による処分の規定があるが、薬剤師については、このような規定がない。
b 医師自らが調剤を行う場合には、患者に交付する薬剤の容器又は被包に、その用法、用量を記載する必要がない。
c 看護師は、傷病者などに対して療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする。
d 医師は、診療をしたときは、本人又はその保護者に対し、療養の方法その他保健の向上に必要な事項の指導をしなければならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 6
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問116 解説へ
問117保険薬局に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 保険調剤に従事する薬剤師は、保険薬剤師でなければならない。
b 保険薬剤師の登録の申請は、勤務している保険薬局の開設者が行わなければならない。
c 保険薬局の指定の申請に対し、指定しないこととするときは、地方社会保険医療協議会の議を経なければならない。
d 保険薬局の指定の有効期間は3年である。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問117 解説へ
問118薬事法、健康保険法及びこれらに基づく法令の規定に照らし、正しいものの組合せはどれか。
a 薬局開設者は、地域住民が薬局を選ぶ際に必要な情報を都道府県知事に報告しなければならない。
b 薬局開設者は、薬局製造販売医薬品を調剤室に貯蔵してはならない。
c 保険薬局は、健康保険事業の健全な運営を損なうことがないように努めなければならない。
d 保険薬局は、保険調剤を行い患者から費用の支払いを受けるときには、理由の如何を問わず、明細書を交付しなければならない。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問118 解説へ
問119患者(50歳、男性)が次の保険処方せんを保険薬局に持参した。保険薬剤師が医師の同意を得ずに変更可能な場合の正誤について、正しい組合せはどれか。ただし、受け付けた処方せんの記載事項に不備はなく、後発医薬品への変更が可能な処方せんであり、患者は後発医薬品への変更を希望した。
(処方)
ガスター錠10 mg 1回2錠(1日4錠)
1日2回 朝食後・就寝前 14日分
レバミピド錠100 mg「○○○」 1回1錠(1日3錠)
1日3回 毎食後 14日分
リンデロン-V軟膏0.12%10 g 1日1回首に塗布
注1:ガスター錠10 mgは先発医薬品で、一般名はファモチジン。
注2:レバミピド錠100 mg「○○○」は後発医薬品の商品名で、一般名はレバミピド。
注3:リンデロン-V軟膏0.12%は先発医薬品で、一般名はベタメタゾン吉草酸エステル。
a ガスター錠10 mgを同一有効成分の後発医薬品の口腔内崩壊錠に変更
b ガスター錠10 mgを同一有効成分の後発医薬品20mg錠に変更
c レパミピド錠100 mg「○○○」を含量規格が同一の他社の後発医薬品に変更
d リンデロン-V軟膏0.12%を同一有効成分の後発医薬品のクリーム剤に変更
a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 正 誤 誤
6 誤 誤 正 誤
正解 解なし
問119 解説へ
問120介護保険法に関する記述のうち、正しいものはどれか。
1 保険者は、都道府県ごとに設置された介護保険組合である。
2 被保険者は、65歳以上の者に限られる。
3 要支援者とは、寝たきり状態や認知症のため常時介護を要する者のことである。
4 介護給付を受けようとする被保険者は、要介護者に該当すること及びその該当する要介護状態区分について、医師の認定を受けなければならない。
5 薬剤師としての業務経験が5年以上であれば、介護支援専門員の登録を受けるための実務経験があるものとして取扱われる。
正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。
問120 解説へ