問96-119 解説



問119

患者(50歳、男性)が次の保険処方せんを保険薬局に持参した。
保険薬剤師が医師の同意を得ずに変更可能な場合の正誤について
正しい組合せはどれか。

ただし、受け付けた処方せんの記載事項に不備はなく
後発医薬品への変更が可能な処方せんであり
患者は後発医薬品への変更を希望した。


(処方)
 ガスター錠10 mg  1回2錠(1日4錠)
         1日2回 朝食後・就寝前 14日分
 レバミピド錠100 mg「○○○」  1回1錠(1日3錠)
         1日3回 毎食後 14日分
 リンデロン-V軟膏0.12%10 g  1日1回首に塗布

注1:ガスター錠10 mgは先発医薬品で、一般名はファモチジン。
注2:レバミピド錠100 mg「○○○」は後発医薬品の商品名で、一般名はレバミピド。
注3:リンデロン-V軟膏0.12%は先発医薬品で、一般名はベタメタゾン吉草酸エステル。

a ガスター錠10 mgを同一有効成分の後発医薬品の口腔内崩壊錠に変更
b ガスター錠10 mgを同一有効成分の後発医薬品20mg錠に変更
c レパミピド錠100 mg「○○○」を含量規格が同一の他社の後発医薬品に変更
d リンデロン-V軟膏0.12%を同一有効成分の後発医薬品のクリーム剤に変更

  a  b  c  d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 正 誤 誤
6 誤 誤 正 誤


まず、処方された薬ですが
ファモチジンは、H
ブロッカーです。
レバミピドは、防御因子増強薬です。
この2つから、胃潰瘍や、胃のむかつきがあると
推測されます。

ベタメタゾンは、ステロイドです。
首にかゆみ、できもの等があると推測されます。



選択肢の検討にうつります。
記述 a、b,c は全て可能です。


但し、異なる含量規格や、類似する別剤形の
ジェネリック医薬品へ変更する際は
変更後の薬剤料が、変更前と比較して安くならないとだめ とか
規格や剤形の違いによって、効能・効果、用法・用量が違う場合はだめ
といった、注意点があります。



記述 d ですが
軟膏をクリームに変えることは、できません。
すなわち、異なる含量規格や、類似する別剤形の
ジェネリック医薬品への変更は
内服薬の一部に限られており、外用薬は、だめです。(H26.1月時点)



よって、正しい組み合わせは
正正正誤 です。


正解は 1
です。
※ 但し、国試では、問題に不備があったため
解なしになっています。


問題へ戻る