問96-63 解説


問63

ある成人の体内における
脂質と糖質の酸化について調べたところ
一定時間内に、脂質と糖質を酸化するのに要した酸素は14.1 L
脂質と糖質の酸化の結果生じた二酸化炭素は12.0 Lであった。
このとき、脂質の酸化に要した酸素は何Lか。
ただし、脂質の呼吸商は 0.70、糖質の呼吸商は 1.0とする。

  1 4.0  2 5.0  3 6.0  4 7.0  5 8.0




選択肢を用いて、具体的に考えるとよいです。


脂質の酸化に要した酸素が
4Lであったとします。


すると、脂質と糖質を酸化するのに要した酸素が
14.1Lなのだから
14.1-4=10.1Lが
糖質の酸化に使った酸素の量です。


ここで、呼吸商とは、酸素と二酸化炭素の比です。
糖質の呼吸商が1.0である、ということは
糖質の酸化に10.1Lの酸素を使ったのであれば
二酸化炭素も10.1L生成される、ということです。


そして、脂質の呼吸商が0.7である、ということから
脂質の酸化に要した酸素が4Lであったとすれば
4×0.7=2.8L 二酸化炭素が生成されるはずです。


すると、生成された二酸化炭素をそれぞれ足すと
10.1+2.8=12.9L で
12.0Lを超えているので
選択肢1は誤りです。



後は、同様に考えてみると
脂質の酸化に要した酸素7Lの時が
糖質に対する酸素7.1→二酸化炭素7.1
脂質に対する酸素7→二酸化炭素4.9
となり、あわせてちょうど12Lになります。


以上より、正解は4です。