問96-68 解説



問68

細菌性食中毒とその予防法の対応の正誤について
正しい組合せはどれか。

    原因菌        予防法

a サルモネラ属菌 -------- 鶏卵の生食を避ける。

b 腸炎ビブリオ  -------- 手指に傷のある人は調理をしない。

c 黄色ブドウ球菌 -------- 加熱調理して食べる。

d ウェルシュ菌  -------- 生鮮魚介類は低温(10℃以下)で保存し、調理前に流水(真水)で洗浄する。

   a  b  c  d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正



記述 a ですが
その通りの記述です。


サルモネラ菌による食中毒の原因は
鶏卵が、一番多いです。



記述 b ですが
腸炎ビブリオ食中毒の予防法は
真水による洗浄です。

手指に傷のある人が調理をしない事により
予防になるのは
黄色ブドウ球菌や、緑膿菌であると考えられます。


よって、記述 b は誤りです。




記述 c ですが
黄色ブドウ球菌による食中毒は、毒素型です。
菌は、加熱で死滅します。

しかし、毒素が熱に強いため
加熱調理では予防になりません。


よって、記述 c は誤りです。




記述 d ですが
ウェルシュ菌は、芽胞を形成する菌です。
低音保存しても、真水で洗浄しても
予防には、なりません。

真水洗浄が有効なのは、記述 b の腸炎ビブリオです。


よって、記述 d は誤りです。



以上より、正しい組み合わせは
正誤誤誤 です。


正解は 3 です。