問96-96 解説



問96

ザルツマン法によって
大気及び室内空気中の窒素酸化物を測定するため
図のような試料空気採取装置を用いた。

図のAは流量計で
B管及びE管は吸収発色液(ザルツマン試薬)を入れた吸収管
Cは酸化液(硫酸酸性 KMnO4 溶液)を入れた反応管
Dはトラップ用の空びんである。

B管及びE管で測定されるもとの試料空気中の窒素酸化物と
そのときの吸収発色液の色調との正しい組合せはどれか。




B管E管色調
1NONO2青色
2NONO2桃紫色
3NO2NO緑色
4NO2NO桃紫色
5NO2NO青色




ザルツマン法とは
大気中の NO
測定法の一つです。

大気中の二酸化窒素と、ザルツマン試薬のジアゾ反応で
生成するアゾ染料の発色(ピンク色)で、測定します。


参考)ザルツマン試薬による染色の画像
(リンク先は、都立産業技術研究センター HP)



ザルツマン法では
大気中の NO も一緒に測定できます。

ザルツマン試薬と、NOは
そのままでは反応しないため
NOを酸化させて、NO
2 にする過程があります。



これをふまえて考えると、Bで反応するのは
大気中の NO
2 です。

そして、Cで、NOが酸化されてNO
2 になり
改めて E で反応すると考えられるので
E 管で測定されるのは、NOです。



以上より、
正解は 4 です。



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