問96-121 解説





問121 

化学伝達物質の構造式、作用、その作用を発現する受容体の遮断薬の

対応のうち、正しいものの組合せはどれか。



1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e) 



注)記述 a の構造式、右端のCO2N は、CO2H の誤りです。


記述 a の構造はGABAです。作用は、興奮抑制です。

ケタミンは、NMDA受容体遮断なので、誤りです。

GABA受容体遮断といえば、ピクロトキシンなどです。



よって、記述 a は誤りです。



記述 b の構造はアドレナリンです。作用は、心機能を亢進します。

抑制では、ありません。

ベタキソロールは、β1 受容体遮断薬です。

アドレナリンは、β1受容体に作用し、心機能を亢進させます。



よって、記述 b は誤りです。



記述 c の構造は、アセチルコリンです。

Nm受容体刺激により、骨格筋収縮を引き起こします。

ピレンゼピンは、M1受容体遮断薬です。Nmでは、ありません。



よって、記述 c は誤りです。




残りの d,e は、正しい記述です。

d の構造は、セロトニン、e の構造は、ヒスタミンです。



以上より、正解は 5 です。



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