問96-130 解説



問130

抗アレルギー薬に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a クロモグリク酸ナトリウムは
ヒスタミン H1 受容体を遮断し、抗アレルギー作用を示す。

b オロパタジンは
血液 - 脳関門を通過しやすいので
抗アレルギー作用のほかに強力な鎮静作用を示す。

c アンレキサノクスは
肥満細胞からのケミカルメディエーター遊離を抑制する。

d ジフェンヒドラミンは
ヒスタミン H1 受容体を遮断し
アレルギー症状以外に動揺病(乗り物酔い)に用いられる。

e セラトロダストは
トロンボキサン A2 合成酵素を選択的に阻害し
アレルギー性鼻炎を抑制する。


1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 
4(c、d)
 5(d、e)



記述 a ですが
クロモグリク酸ナトリウムは
ケミカルメディエーター遊離抑制剤です。
抗ヒスタミン薬ではありません。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b ですが
オロパタジンは、第二世代抗ヒスタミン薬です。
中枢作用がおきにくいように改良されており
鎮静作用は、弱いです。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c,d は
その通りの記述です。



記述 e ですが
セラトロダストは、TXA
受容体拮抗薬です。
TX 合成酵素阻害薬は、オザグレルです。


よって、記述 e は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(c , d)です。


正解は 4
です。



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