問96-137 解説



問137

消化管運動を調節する薬物に関する記述の正誤について
正しい組合せはどれか。

a ドンペリドンは
ドパミンによるコリン作動性神経からのアセチルコリン遊離抑制を解除し
胃運動を促進させる。

b ピコスルファートは
腸内で水を吸収して内容物の容積を増大させ
ぜん動運動を亢進させる。

c ロペラミドは
腸管のオピオイド受容体を刺激して運動を抑制し
止瀉作用を示す。

d メペンゾラートは
抗コリン作用により下部消化管の運動と分泌を抑制し
止瀉作用を示す。


  a  b  c  d 
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 正 誤
3 正 誤 正 正
4 正 誤 誤 正
5 誤 誤 正 正




記述 a ですが
この通りの記述です。

ちなみに
ドンペリドンは、D2 受容体遮断薬です。



記述 b ですが
水を吸収するわけではありません。

ぜん動運動の更新と、水分吸収阻害により
消化管運動を調節します。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c,d はその通りの記述です。



以上より、正しい組み合わせは
正誤正正 です。



正解は 3
です。