問96-140 解説



問140

排尿困難及び頻尿の治療薬に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a クレンブテロールは
抗コリン作用による膀胱平滑筋弛緩作用があり
頻尿に用いられる。

b ベタネコールは
コリンエステラーゼ阻害による膀胱平滑筋収縮作用があり
排尿困難に用いられる。

c ナフトピジルは
アドレナリンα1受容体遮断作用があり
前立腺肥大に伴う排尿困難に用いられる。

d フラボキサートは
平滑筋細胞内への Ca2+ 流入阻害作用及び
ホスホジエステラーゼ阻害作用があり、頻尿に用いられる。

e オキシブチニンは
抗アンドロゲン作用があり
前立腺肥大に伴う排尿困難に用いられる。

1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 
4(c、d) 5(d、e)



記述 a ですが
クレンブテロールは、β2 受容体刺激薬です。
膀胱排尿筋を弛緩させることで、排尿を抑制します。
抗コリン作用による薬では、ありません。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b ですが
ベタネコールは、M 受容体を刺激する
コリン作動薬です。
コリンエステラーゼ阻害による薬では、ありません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c,d はその通りの記述です。



記述 e ですが
オキシブチニンは、抗コリン薬です。
抗アンドロゲン作用は知られていません。


よって、記述 e は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(c , d)です。


正解は 4
です。



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