問96-147 解説



問147

高尿酸血症・痛風治療薬に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。
a ブコロームは、尿酸排泄を促進するとともに
抗炎症作用を示す。

b ベンズブロマロンは、尿細管における尿酸再吸収を抑制し
尿酸排泄を促進する。

c クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウムは
尿のpHを上昇させ、尿酸結石の形成を防ぐ。

d プロベネシドは、キサンチンオキシダーゼを阻害し
尿酸産生を抑制する。

e コルヒチンは、炎症局所のシクロオキシゲナーゼを阻害し
炎症を抑制する。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a ~ c はその通りの記述です。



記述 d ですが
プロベネシドは、尿酸排出促進薬です。

キサンチンオキシダーゼ阻害薬では、ありません。


よって、記述 d は誤りです。



記述 e ですが
コルヒチンは、抗発作薬です。


微小管タンパク質(チュブリン)と結合することで
微小管の形成を阻害します。


これにより、関節炎症部位への好中球の遊走を抑制することで
痛風発作を緩解します。

シクロオキシゲナーゼ阻害では、ありません。


よって、記述 e は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , b , c)です。


正解は 1 です。