問96-150 解説



問150

薬物による副作用と治療薬の対応のうち

正しいものの組合せはどれか。


薬物による副作用治療薬
aベクロニウムによる呼吸抑制レバロルファン酒石酸塩
bイソニアジドによる末梢神経炎ピリドキシン塩酸塩
c硫酸鉄による悪心・嘔吐ジメルカプロール
dヘパリンによる出血プロタミン硫酸塩
eジアゼパムによる過度の鎮静フルマゼニル


1(a、b、c)  2(a、b、e)  3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a ですが
ベクロニウムによる呼吸抑制に対して
レバロルファンは有効ではありません。


レバロルファンは、麻薬拮抗薬です。
麻薬による呼吸抑制なら有効なのですが
ベクロニウムは、競合型、末梢性筋弛緩薬です。
麻薬ではありません。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b は、正しい対応です。



記述 c ですが
硫酸鉄による悪心・嘔吐に対して
ジメルカプロールは、有効ではありません。

ジメルカプロールは
重金属に対する解毒剤として用いられますが
鉄、カドミウム、セレン中毒に対しては
むしろ毒性を増強してしまいます。


よって、記述 c は誤りです。



記述 d,e はその通りの記述です。



以上より、正しいものの組み合わせは
(b , d , e)です。


正解は 4
です。



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