問96-167 解説





問167

[I] 欄に粉体の粒子径測定方法の名称

[II] 欄にその説明

[III] 欄に得られる情報を示す。正しいものの組合せはどれか。 

[I] 欄[II] 欄[III] 欄
aコールターカウンター法レーザー光を照射して生じる散乱光を解析して求める。体積基準の粒子径分布
b沈降法粒子が液体中を沈降する速度より求める。質量基準の粒子径分布
cふるい分け法ふるいを用いて分級して求める。質量基準の粒子径分布
d空気透過法Kozeny-Carmanの式から求めた粉体の比表面積より算出する。体積基準の粒子径分布
eガス吸着法BETの式から求めた粉体の比表面積より算出する。面積基準の粒子径分布

  1(a、b)  2(a、e)  3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)


記述 a ですが
コールターカウンター法とは
「電圧をかけて、粒子を通過させ」
数及び大きさを測定する
というものです。

レーザー光を照射し、散乱光を解析するわけでは、ありません。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b は、正しい記述です。
よって、正解は 3 です。記述 c も正しいとわかります。



ちなみに、記述 d ですが
空気透過法で得られるのは、「比表面積」です。
粒子径分布は、求められません。

よって、記述 d は誤りです。



また、記述 e ですが
ガス吸着法も、得られるのは「比表面積」です。
粒子径分布は、求められません。

よって、記述 e は誤りです。


(粉体の性質)