問96-176 解説




問176

製剤のコーティングに関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a フィルムコーティングは
シュガーコーティングに比べて工程数が多く、コーティングに要する時間も長い。

b 錠剤のシュガーコーティングは
素錠への水分移行を防ぐために防水膜で被覆した後に行う。

c 顆粒剤やカプセル剤には
フィルムコーティングを施すことができない。

d ヒプロメロースフタル酸エステルは
腸溶性コーティング剤として使用される。

1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 
4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)



記述 a ですが
フィルムコーティングの方が
工程数は少なく、要する時間は短いです。


これは、アメをビニールでラッピングするのと
ココアパウダーでまんべんなく包むのは
どちらが工程数が多く、時間がかかるかを考えると
推測できるのではないかと思います。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b ですが
この通りの記述です。


よって、記述 b は正しいです。



記述 c ですが
顆粒やカプセルにも
フィルムコーティングを施すことは可能です。


よって、記述 c は誤りです。



記述 d ですが
ヒプロメロースフタル酸エステルは
代表的な、腸溶性コーティング剤です。


よって、記述 d は正しいです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(b , d)です。


正解は 5
です。



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