問96-185 解説



問185

肺結核とその治療に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 我が国における罹患率は、高年齢層に比べて低年齢層において高い。

b 患者の衣類、寝具及び食器を介して感染する。

c 結核菌は、非発症者の初期変化群にも存在する。

d イソニアジドは、リファンピシンとの併用により重篤な肝障害を起こすことがある。

e エタンブトール塩酸塩は、視力低下、中心暗点、視野狭窄などの視力障害を起こすことがある。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a ですが
結核は、高齢者の発症が多い病気です。


よって、記述 a は誤りです。



記述 b ですが
結核菌は、空気感染です。
衣類や寝具や食器を介しては、感染しません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c ~ e は
この通りの記述です。


結核菌に初めて感染すると
肺に病巣を作るとともに、リンパ節にも節巣を作ります。
これらを、初期変化群と呼びます。
通常は、発症せず経過します。


代表的な抗結核薬は
リファンピシン、イソニアジド、エタンブトールです。

副作用として
リファンピシン、イソニアジドは、重篤な肝障害が知られています。
エタンブトールは、視力障害が知られています。



以上より、正しいものの組み合わせは
(c , d , e)です。


正解は 5
です。



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