問96-186 解説



問186

不整脈に関する記述の正誤について
正しい組合せはどれか。

a リエントリーとよばれる興奮旋回現象が
不整脈の発生に関与する。

b WPW 症候群では
心電図上デルタ波と呼ばれる特有な所見がある。

c 抗不整脈薬には
新たな不整脈を発生させたり
既存の不整脈を増悪させるものがある。

d 失神やけいれん発作を伴う
アダムス・ストークス症候群では
人工ペースメーカーの植え込みが必要である。

  a  b  c  d
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 誤
6 誤 誤 誤 誤



記述 a ~ d ですが
この通りの記述です。



不整脈の発生に関与するのは
主に2つです。

1つは、リエントリーです。
もう1つは、異常自動能です。


WPW 症候群とは
心房からの興奮が、刺激伝導系以外に伝導してしまう不整脈です。
原因の多くは、Kent束と呼ばれる副伝導路の存在です。

心電図上、デルタ波と呼ばれる
あたかも三角形状の波がみられます。


抗不整脈薬
例えばアミオダロンなどは
副作用として、不整脈が知られています。


アダムス・ストークス症候群とは
急に発生した、極端な徐脈、頻脈などで
脳の酸素低下をきたしている状態のことです。

人工ペースメーカーの植え込みなどの治療が必要です。



以上より
正しい組み合わせは
正正正正 です。


正解は 1
です。



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