問96-189 解説



問189

血友病に関する記述の正誤について
正しい組合せはどれか。

a 血友病Aは第VIII因子に、血友病Bは第IX因子に異常が認められ
常染色体劣性の遺伝形式をとる。

b 軽症の血友病Aでは
成長してから抜歯時の止血困難により発見されることがある。

c 家族歴を持っていない患者は、まれである。

d 血小板数、フィブリノゲン量、出血時間及びプロトロンビン時間は
正常である。

  a  b  c  d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 正 誤 誤 正
6 誤 正 正 誤



記述 a ですが
血友病は、代表的な伴性遺伝の病気です。

伴性遺伝とは
性染色体状に原因遺伝子が存在するということです。
常染色体では、ありません。


よって、記述 a は誤りです。

※因子の名前と、A,Bの対応はあっています。
※正しくは、劣性伴性遺伝です。



記述 b ですが
この通りの記述です。

血友病とは、血液凝固因子の欠損や活性低下により
血液凝固能に異常が生じる疾患のことです。
よって、抜歯時に、止血困難が生じたりします。



記述 c ですが
患者の少なからずが、家族歴をもたない疾患です。
遺伝子の突然変異により発症すると考えられています。


よって、記述 c は誤りです。



記述 d は、正しいです。



以上より、正しい組み合わせは
誤正誤正 です。


正解は 2 です。




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