問96-193 解説



問193

胃潰瘍に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a ヘリコバクター・ピロリ菌の初感染は
幼少期に多い。

b 痛みを訴えない無症候性の胃潰瘍は
ほとんどみられない。

c 我が国では、胃潰瘍患者の多くが
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染者である。

d ヘリコバクター・ピロリ菌には
クラリスロマイシン耐性のものがある。

e ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に成功すれば
再発はない。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



胃潰瘍は、胃酸などが原因で生じる
上皮組織の欠損です。

40代以上に多い、男女差なし、食後痛がする
といった特徴があります。


患者の7~8割が、ピロリ感染者です。
ピロリの初感染は
乳幼児期にほとんど成立すると考えられています。


感染者の胃潰瘍に対しては
PPI+アモキシシリン+クラリスロマイシン による
3剤療法7日間による、除菌療法(一次除菌)が行われます。
※ 除菌に成功しても、まれに胃潰瘍は、再発します。


一次除菌が失敗した時は
クラリスロマイシンの代わりに、メトロニダゾールを用いた
二次除菌を行います。



以上より
正しい組み合わせは
(a、c、d) です。


正解は 3
です。



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