問96-197 解説



問197

糖尿病及びその治療に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 2型糖尿病は
メタボリックシンドロームと関連し、肥満を伴う場合が多い。

b インスリン抵抗性の程度は
血中インスリン値と HbA1c 値から推定できる。

c 2型糖尿病患者が
全身麻酔の外科手術を受ける場合
インスリン注射の適応となる。

d 腎症は、糖尿病の細小血管障害の1つである。

e エパルレスタットは
インスリン抵抗性改善作用を示す。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a は
その通りの記述です。



記述 b ですが
インスリン抵抗性の程度は
空腹時インスリン値、空腹時血糖値から算出する
HOMA-IR などで推定します。
血中インスリン値と、HbA1c からは、推定できません。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c はその通りの記述です。

手術による高度なストレスにより
血糖値が上下することがよくあるからです。



記述 d はその通りの記述です。



記述 e ですが
エパルレスタットは、アルドース還元酵素阻害薬です。
糖尿病性の末梢神経障害を改善します。
インスリン抵抗性改善薬では、ありません。


以上より、正しいものの組み合わせは
(a , c , d)です。


正解は 3
です。



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