問96-205 解説



問205

感染症及びその治療に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 百日咳は、発作性及び連続性の咳を特徴とし
マクロライド系抗菌薬が用いられる。

b 麻疹は、ウイルス感染症であり、その治療の基本は対症療法である。

c 流行性耳下腺炎は、成人女性では卵巣炎の併発が問題となる。

d 破傷風では、原因細菌が中枢神経に到達し、呼吸困難や痙れんを惹起する。

e A型インフルエンザの治療では、ノイラミニダーゼ阻害薬が用いられる。

1(a、b、c) 
2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a,b はその通りの記述です。



記述 c は、なんとも言えない記述です。
流行性耳下腺炎は、一般におたふく風邪と呼ばれる病気です。
成人女性に卵巣炎の併発が見られることもあり
問題になるともいえるし、ならないともいえます。



記述 d ですが
破傷風は、破傷風菌が産生する神経毒により
全身の筋肉麻痺や呼吸困難などが引き起こされる病気です。
原因細菌が中枢神経に到達するわけでは、ありません。


よって、記述 d は誤りです。




記述 e ですが
その通りの記述です。
ノイラミニダーゼ阻害薬としては
オセルタミビルなどが用いられます。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , b , e)であると考えられます。


正解は 2
です。



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