問96-211 解説



問211

病院における医薬品安全管理に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 医薬品の安全使用のための業務に関する手順書は
個々の施設において作成することが求められる。

b 医療事故が発生した場合
当事者以外の医療従事者も
再発防止に関する情報を共有することが重要である。

c インシデント・アクシデントの報告は
当事者を特定することが目的である。

d ヒヤリ・ハット事例とは
患者に健康被害が生じたケースのみを示す。

e 従業者を対象にした
医薬品の安全使用のための研修を
行うことが必要である。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a ですが
それぞれの施設の状況に対応する必要があり
個々の施設において作成することが求められます。


よって、記述 a は正しいです。



記述 b ですが
記述の通りです。


よって、記述 b は正しいです。



記述 c ですが
インシデント・アクシデントの報告は
当事者を特定することが目的では、ありません。

いわゆるヒヤリ・ハットの段階で、情報を収集・分析することで
医療事故を未然に防ぐことが目的です。


よって、記述 c は誤りです。



記述 d ですが
ヒヤリ・ハット事例は、患者に健康被害がおきてなくても
事例になります。

例えば、薬局で、調剤者が薬を取り違え、監査の段階で
間違いに気づいた といった事例です。


よって、記述 d は誤りです。



記述 e ですが
記述の通りです。

よって、記述 e は正しいです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , b , e)です。


正解は 2
です。



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