問96-213 解説



問213

院内感染対策に関する記述のうち
正しいものの組合せはどれか。

a 標準予防策(スタンダードプリコーション)は
感染症の有無にかかわらず
すべての患者に適用される院内感染予防の基本的な方策である。

b 院内感染とは
院内で患者が原疾患とは別に新たに罹患した感染症で
医療従事者が病院で感染した場合は含めない。

c 肺結核、麻疹、水痘は
空気感染予防策の対象疾患である。

d 手指衛生の中でラビング法とは
アルコール含有の速乾性擦式消毒薬を用いた簡便な方法である。

e 飛沫感染では
直径5μm以上の飛沫が
空気の流れにより広範に飛散するため
マスクによる予防が有効である。

1(a、b、c) 2(a、b、e) 
3(a、c、d)
4(b、d、e) 5(c、d、e)



記述 a ですが
その通りの記述です。

具体的には、汗以外の体液(血液等)を
全て感染性ありとして扱うことや
これらの接触が予想される時に
手袋などを用いることなどです。



記述 b ですが
院内感染には、医療従事者が病院で感染した場合も
含めます。

ポイントは
感染した場所が院内である、ということです。


よって、記述 b は誤りです。



記述 c , d は、その通りの記述です。
ちなみに、ラビングとは
摩擦する、こする という意味です。



記述 e ですが
飛沫感染は、空気の流れではなく
会話、くしゃみ、咳などで感染します。
マスクによる予防は有効です。


よって、記述 e は誤りです。



以上より、正しいものの組み合わせは
(a , c , d)です。


正解は 3
です。



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