問221処方せんの疑義照会に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 疑義照会により処方内容が変更になったので、処方せんに変更内容を記録した。
b 処方された医薬品の用法に「用法口授」、「医師の指示通り」と記載されていたが、疑義照会した。
c 保険医療機関と保険薬局との間で約束された、いわゆる約束処方であれば処方せんの記載に略号を用いても良いので疑義照会しなかった。
d 睡眠障害の患者にエチゾラム錠が1日常用量の範囲内である3mg処方されていたが、患者が高齢者だったので副作用回避の観点から医師に間い合わせをした。
e 貼付剤の適用部位が記載されていなかったが、処方医に問い合わせることなく、患者の訴える患部に貼るように指示した。
a b c d e
1 誤 正 正 誤 正
2 正 誤 正 正 誤
3 正 正 誤 誤 正
4 誤 誤 誤 正 正
5 誤 誤 正 誤 誤
6 正 正 誤 正 誤
正解 6
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問222保険調剤に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 処方せんに調剤録の記載事項がすべて記載されていたので、調剤済みの処方せんを調剤録に替えて保存し、調剤録の整備・記載は行わなかった。
b 処方せんに処方医の押印はなかったが署名されていたので、そのまま調剤した。
c 投与日数が長期間にわたる処方せんに対して、調剤後の薬の長期保存が困難であったため、分割して調剤を行った。
d 処方せんに、麻薬が麻薬以外の医薬品とともに法的に義務づけられた事項も含めて記載されていたが、麻薬専用の処方せんでなければ調剤できない旨を医師に伝えた。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d) 6(c、d)
正解 4
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問223散剤の調剤に関連する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 秤量作業を円滑に行うため、装置びんの確認を、調剤棚から取り出すときにのみ行った。
b 抗癌剤の散剤を分包する際、他の分包薬へのコンタミネーションを避けるため、手分割自動分包機(パイルパッカー)を使用した。
c 薬じんの吸入あるいは接触によるアレルギー(薬局アレルギー)防止のため、浮遊粉じんを除去できる集塵装置を使用した。
a b c
1 正 正 誤
2 正 誤 正
3 正 誤 誤
4 誤 正 誤
5 誤 誤 正
6 誤 正 正
正解 6
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問224通常0.1% (1 mg/g) の希釈散(倍散)として用いられる医薬品のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ベタメタゾン
b フェノバルビタール
c モルヒネ塩酸塩水和物
d dl-メチルエフェドリン塩酸塩
e ジゴキシン
1(a、b) 2(a、e) 3(b、c) 4(c、d) 5(d、e)
正解 2
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問224 解説へ
問225A~Dの処方(製剤量として記載)に関して秤量した各薬剤中の原薬量(mg)について、正しい組合せはどれか。
A セフジトレンピボキシル小児用細粒10% 1回 0.4 g (1日 1.2 g)
1日3回 朝昼夕食後 4日分
B エピナスチン塩酸塩ドライシロップ1% 1回 0.6 g (1日 0.6 g)
1日1回 夕食後 4日分
C アンブロキソール塩酸塩ドライシロップ1.5% 1回 0.23 g (1日 0.7 g)
1日3回 朝昼夕食後 4日分
D メフェナム酸散50% 1回0.13g
頓用37.5℃以上の時 10回分
| A | B | C | D |
1 | 40 | 6 | 3.5 | 65 |
2 | 120 | 6 | 10.5 | 65 |
3 | 480 | 24 | 42 | 65 |
4 | 40 | 6 | 3.5 | 650 |
5 | 120 | 6 | 10.5 | 650 |
6 | 480 | 24 | 42 | 650 |
正解 6
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問225 解説へ
問226麻薬調剤に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 麻薬は、麻薬以外の全ての医薬品と区別して保管しなければならない。
b 院内麻薬処方せんは、患者住所、使用期間、麻薬診療施設の名称・所在地の記載を省略してもよい。
c 麻薬管理者は、施設内に帳簿を備え、交付又は施用した麻薬について、その都度記録する。
d 麻薬管理者は、当該麻薬業務所の他の職員の立会いのもとで調剤済の麻薬を廃棄することができる。
e 調剤ミスをして全量回収できた場合には、回収した麻薬を廃棄するにあたって麻薬事故届が必要である。
a b c d e
1 誤 正 正 正 誤
2 誤 正 誤 誤 誤
3 正 正 正 誤 正
4 正 誤 誤 正 誤
5 誤 誤 正 正 正
6 正 誤 誤 誤 正
正解 1
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問226 解説へ
問227 高カロリー輸液を調製するに当たり、アミノ酸含有率10%の総合アミノ酸製剤 600 mLをブドウ糖含有率 20%の基本輸液 1,400 mLに混合し、さらに総合ビタミン剤 5 mLおよび微量元素製剤 2 mLを加えた。この高カロリー輸液の全カロリー量 (kcal) に最も近い数値はどれか。
1 800 2 1,000 3 1,200 4 1,400 5 1,700
正解 4
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問227 解説へ
問228代表的な電解質輸液名と主な電解質の組成を示した表である。各輸液の組成の正誤について、正しい組合せはどれか。
| 主な電解質の組成(mEq/L)電解質輸液名 | Na+ | K+ | Cl- |
a | 開始液(1号液) | 154 | 0 | 154 |
b | 維持液(3号液) | 約40 | 約20 | 35~50 |
c | 術後回復液(4号液) | 約90 | 0 | 約70 |
d | リンゲル液 | 147 | 4 | 156 |
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 正 正 誤
3 正 誤 正 誤
4 正 誤 誤 正
5 誤 正 誤 正
6 誤 誤 正 正
正解 5
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問228 解説へ
問229ある輸液を調製するためCl- 30 mEq分の補正が必要になった。補正に必要な 10%塩化ナトリウム液量 (mL) に最も近い数値はどれか。
1 2 2 7 3 10 4 18 5 30 6 70
正解 4
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問230薬剤管理指導に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a お薬手帳は持参薬及び入院するまでの服薬状況、アレルギー・副作用歴の確認に有用である。
b 診療録や看護記録の参照、カンファレンスヘの参加及び回診への同行は、患者の薬物治療に関する情報把握に有用である。
c 服薬指導における開放型質問とは、患者が「はい」、「いいえ」で答えられるタイプの質問方法をいう。
d アドヒアランスとは、患者が医療者の指示にどの程度従うかを示す概念である。
e 継続的な薬物療法のためには、退院後の服薬に関する指導及び入院中に使用した薬剤に関する情報提供が重要である。
1(a、b、c) 2(a、b、e) 3(a、c、d) 4(b、d、e) 5(c、d、e)
正解 2
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問230 解説へ