問99-292 解説




問292
54歳男性。
検査の結果、アジソン病の確定診断を受け
経口ホルモン補充療法が施行されることとなった。


アジソン病の典型的な所見はどれか。2つ選べ。

1 低血圧
2 血清カリウム値の低下
3 色素沈着
4 体重増加
5 好酸球減少



アジソン病とは
副腎皮質機能低下症です。

全身のだるさ、低血圧、皮膚の色が黒くなる
といった症状が見られます。


以上より、正解は 1,3 です。



ちなみに、アジソン病=副腎皮質機能低下 
まで思い出せたけど、典型的な所見なんてわからない。。
こんなのまで覚えとくの・・・。
と感じた人もいるかもしれません。

そこで
副腎皮質→ステロイドホルモン産生器官
→副腎皮質の機能が低下すれば
ステロイド使用による代表的副作用の、逆の症状が
出るのではないか。

以下、各選択肢に対する推理
→低血圧は正解では。(ステロイドの副作用に高血圧ある。)
→K+は、上がるのでは?(ステロイドの副作用に、低Kがある。)
→体重は、減るのでは?(ステロイドの副作用に、体重増加がある。)
→色素はわかんないなぁ。。。
→好酸球は、免疫を司るだろうから
ステロイド使用で免疫抑制なので
アジソンでは増えるのでは?

と推測することで、正解に辿り着くことが
できるのではないかと考えられます。


(クッシング症候群(コルチゾール過剰)が題材。