物理・化学・生物 (実践)




問196 病棟の看護師から
点滴静注しているラインの側管から
ジアゼパム注射液を注入したところ
ラインに残存する他の注射液と混ざり
白濁してしまったとの問い合わせが
薬剤部にあった。


ジアゼパム注射液において
上記白濁が起こった理由として、正しいのはどれか。
1つ選べ。


1 亜硫酸塩を含む注射剤との混合により
加水分解を受けた。

2 希釈により溶解度が低下した。

3 酸性注射液との混合に伴うpHの低下により
溶解度が低下した。

4 カルシウムやマグネシウム塩を含む注射剤との混合により
難溶性塩を生成した。

5 生理食塩液との混合により、塩析が起こった。


正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問197 病棟の看護師から
点滴静注しているラインの側管から
ジアゼパム注射液を注入したところ
ラインに残存する他の注射液と混ざり
白濁してしまったとの問い合わせが
薬剤部にあった。


25℃におけるジアゼパム水溶液(20ノμg/mL)の
注射筒基材への吸着は、pH 依存性を示す。
pH 3.2 における
ジアゼパムの注射筒基材への吸着が
2.3μg/mgであった。


pH 7.0 における吸着に最も近い値(μg/mg)はどれか。1つ選べ。
ただし、ジアゼパムのpKa=3.5
吸着によるジアゼパムの濃度変化は無視できるものとし、
吸着は分子形薬物濃度に比例するものとする。
また、log2=0.30、log3=0.48とする。


1 0.1 
2 2.0 
3 3.5 
4 5.5 
5 7.0


正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問198
84歳男性。急性膵炎で緊急入院し、注射用ナファモスタットメシル酸塩
10mgを投与することになった。

この注射剤に関する記述のうち
誤っているのはどれか。1つ選べ。

1 溶解には、生理食塩液を用いる。
2 約2時間かけて、静脈内に点滴注入する。
3 血管外漏出により、注射部位に炎症を起こすことがある。
4 本剤の投与により、高カリウム血症が現れることがある。
5 アミノ酸輸液製剤との混合を避ける。


正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問199
84歳男性。急性膵炎で緊急入院し
注射用ナファモスタットメシル酸塩
10mgを投与することになった。


ナファモスタットメシル酸塩製剤に
亜硫酸塩を含む注射剤を混合した場合、及び
混合しない場合の残存率の経時変化を求めた(図 1)。

また、PH と分解速度定数との関係も求めた(図2)。
これらのデータから考えられることはどれか。2つ選べ。
ただし、これらの実験は37℃で行った。





1 残存率の対数と時間との間に直線関係が認められることから
2次反応とみなすことができる。

2 残存率R(%)と分解速度定数 k の関係は


で表すことができる。ただし t は時間を表す。

3 亜硫酸塩なし、pH5~7の範囲において
加水分解反応は酸触媒作用により促進される。

4 亜硫酸イオンは
触媒作用により分解速度を増大させる。

5 図のデータから加水分解反応の
活性化エネルギーを求めることができる。


正解 2,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問200
3歳男児。
急性白血病で化学療法を施行中であるが
感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。


(処方)
ノルフロキサシン小児用錠50mg 
1回30mg(1日90mg)粉砕
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

スクラルファー卜細粒90%
1回0.33g(1日1g)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

イトラコナゾール内用液1%
1回2mL(1日2mL)
1 日1 回朝食後7 日分

アセトアミノフェンシロップ2%
1回7.5mL(1日15mL)
1 日2 回朝夕食後2 日分




この処方せんの疑義照会について、正しいのはどれか。2つ選べ。


1 ノルフロキサシン小児用錠は粉砕投与できない。
2 スクラルファート細粒と同時投与するとノルフロキサシン小児用錠の効果が減
弱することがある。
3 イトラコナゾール内用液はノルフロキサシン小児用錠と併用禁忌なので、テル
ビナフィン塩酸塩錠へ変更すべきである。
4 イトラコナゾール内用液は空腹時の服用が推奨される。
5 アセトアミノフェンシロップはノルフロキサシン小児用錠の効果を増強させる。


正解 2,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問201
3歳男児。
急性白血病で化学療法を施行中であるが
感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。


(処方)
ノルフロキサシン小児用錠50mg 
1回30mg(1日90mg)粉砕
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

スクラルファー卜細粒90%
1回0.33g(1日1g)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

イトラコナゾール内用液1%
1回2mL(1日2mL)
1 日1 回朝食後7 日分

アセトアミノフェンシロップ2%
1回7.5mL(1日15mL)
1 日2 回朝夕食後2 日分





以下の表は、処方された薬物の物性を示したものである。
薬物間相互作用が予想される組合せはどれか。2つ選べ。




正解 1,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問202
35歳女性。関節リウマチで通院中の患者に以下の処方せんが発行された。
(処方)
メトトレキサートカプセル2mg 
1回1カプセル(1日2カプセル)
土曜9時、21時6日分

メトトレキサートカプセル2mg 
1回1カプセル(1日1カプセル)
日曜9 時6 日分

葉酸錠5mg 1回1錠(1日1錠)
月曜9 時6 日分

サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg
1回2錠(1日4錠)
1 日2 回朝夕食後4 2 日分


患者への情報提供に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

1 メトトレキサートカプセルを服用し忘れたときは、葉酸と一緒に服用する。
2 妊娠の疑いがある場合には、すべての薬剤の服用を速やかに中止して、医療機
関に連絡する。
3 高熱や咳が続く場合には、直ちに医療機関に連絡する。
4 サラゾスルファピリジン腸溶錠を服用し忘れても、次回に2回分まとめて服用
してはならない。
5 尿が黄赤色になることがある。


正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問203
35歳女性。関節リウマチで通院中の患者に以下の処方せんが発行された。
(処方)
メトトレキサートカプセル2mg 
1回1カプセル(1日2カプセル)
土曜9時、21時6日分

メトトレキサートカプセル2mg 
1回1カプセル(1日1カプセル)
日曜9 時6 日分

葉酸錠5mg 1回1錠(1日1錠)
月曜9 時6 日分

サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg
1回2錠(1日4錠)
1 日2 回朝夕食後4 2 日分



メトトレキサー卜の治療薬物モニタリングには、イムノアッセイが利用されている。
イムノアッセイに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

1 メトトレキサー卜のような低分子は抗原性を示さないので、抗体作製には、高
分子と結合させる必要がある。
2 競合法では、測定対象物質の存在量に依存してシグナル強度が減少する用量依
存曲線が得られる。
3 蛍光偏光イムノアッセイでは、蛍光標識した抗原が抗体に結合すると抗原の
転運動が減少するため、蛍光偏光度は減少する。
4 Enzyme multiplied immunoassay technique(EMIT)は
均一系イムノアッセイの1種である。
5 凝集比濁法では、免疫複合体の形成により粒子が凝集する性質を応用している。


正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問204
58 歳男性。
がんの転移の有無を診断するため、フルデオキシグルコース(18F)を用いた
陽電子放出断層撮影法(PET)検査を実施することとなった。


フルデオキシグルコース(18F)を用いるPET検査に関して
誤っているのはどれか。1つ選べ。



1 本剤は虚血性心疾患の診断にも用いられる。
2 投与前から撮像までは安静にする。
3 本剤は血漿中でほとんど代謝されずに存在し、未変化体のまま排泄される
4 画像のコントラストをあげるために、同時にグルコースを服用する。
5 炎症部位等に集積し、偽陽性所見を呈する可能性がある。


正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問205
58 歳男性。
がんの転移の有無を診断するため、フルデオキシグルコース(18F)を用いた
陽電子放出断層撮影法(PET)検査を実施することとなった。


PETに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 11C、18F、201Tl はいずれも陽電子を放出する核種であり、PETに利用される。
2 PETで用いられる 18 F 核種は、18Oに X 線を照射することで製造きれる。
3 放射性核種から放出された陽電子は、生体内の電子と結合して、ほぼ180度の
方向に2本の γ 線を放出して消滅する。
4 PETは X 線CTと組み合わせることにより、安定同位体で標識した薬物の体
内動態を画像表示することができる。
5 PET の核医学画像からは対象臓器の機能情報は得られない。


正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問206
63歳男性。
脂質異常症と診断され、食事療法及び運動療法とともに
フルバスタチンナトリウム錠 20mg による治療を受けていたが
改善がみられなかった。そこで、以下の処方に変更された。


(処方1)
フルバスタチンナトリウム錠20mg
1回1錠(1日1錠)
1 日1 回就寝前1 4 日分


(処方2)
コレスチミド錠500mg 
1回3錠(1日6錠)
1 日2 回朝夕食前1 4 日分



この患者への薬剤師による服薬指導の内容として誤っているのはどれか。
1つ選ベ。

1 脂質異常症は自覚症状がないが、服薬は重要であることを説明した。
2 食事療法及び運動療法は継続するように指導した。
3 コレスチミド錠を飲み忘れた場合、就寝前に
フルバスタチンナトリウム錠と一緒に服用するように指導した。
4 筋肉痛や脱力感がある場合は受診するように指導した。
5 便秘が起こることがあると説明した。


正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問207
63歳男性。
脂質異常症と診断され、食事療法及び運動療法とともに
フルバスタチンナトリウム錠 20mg による治療を受けていたが
改善がみられなかった。そこで、以下の処方に変更された。


(処方1)
フルバスタチンナトリウム錠20mg
1回1錠(1日1錠)
1 日1 回就寝前1 4 日分


(処方2)
コレスチミド錠500mg 
1回3錠(1日6錠)
1 日2 回朝夕食前1 4 日分



フルバスタチンナトリウムのほかにも
以下の例のように分子内にフッ素原子が導入された医薬品が数多く開発されている。
医薬品の設計において水素原子をフッ素原子に置き換えることにより
期待される主な効果はどれか。2つ選べ。




1 炭素一フッ素結合は切断されにくいので、生体内での安定性が高まる。
2 親水性の向上により、吸収が促進される。
3 フッ素は電気陰性度が大きいので、分子のイオン化が促進される。
4 分子全体の大きさにはほとんど影響を与えずに生物活性が増強される。


正解 1,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問208
61歳男性。
2日ほど前から左側腹部に軽度の癌痛があり、皮疹が認められた。
帯状庖疹と診断され、以下の薬剤が処方された。
なお、検査値を確認したところ、ASTは31 IU/L、ALTは23 IU/L
クレアチニンクリアランスは40mL/minであった。

(処方1)
バラシクロビル塩酸塩錠556mg(注)
1回2錠(1日6錠)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分
(注:バラシクロビルとして500mg)

(処方2)
アセトアミノフェン錠300mg
1回1錠(1日3錠)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分


これらの処方について、提案すべき処方変更として最も適切なのはどれか。
1つ選べ。

1 バラシクロビル塩酸塩錠556mgの用法を
1回2錠(1日4錠)、1日2回、朝夕食後投与に変更する。
2 バラシクロビル塩酸塩錠556mgの用法を
1回3錠(1日9錠)、1日3回、朝昼夕食後投与に変更する。
3 バラシクロビル塩酸塩錠556mgを
アシクロビル錠400mgに変更し、用法はそのままとする。
4 アセトアミノフェン錠300mgを
ロキソプロフェンナトリウム水和物錠60mgに変更し、用法はそのままとする。
5 アセトアミノフェン錠300mgを
チアラミド塩酸塩錠100mgに変更し、用法はそのままとする。


正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問209 
61歳男性。
2日ほど前から左側腹部に軽度の癌痛があり、皮疹が認められた。
帯状庖疹と診断され、以下の薬剤が処方された。
なお、検査値を確認したところ、ASTは31 IU/L、ALTは23 IU/L
クレアチニンクリアランスは40mL/minであった。

(処方1)
バラシクロビル塩酸塩錠556mg(注)
1回2錠(1日6錠)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分
(注:バラシクロビルとして500mg)

(処方2)
アセトアミノフェン錠300mg
1回1錠(1日3錠)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分



バラシクロビルは
加水分解によりアシクロビルに変換され活性を発現する。
断される位置はどれか。1つ選べ。




正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問210
40歳女性。
身長154cm、体重54kg。
造血幹細胞移植の前治療で注射用シクロホスファミド水和物を
シクロホスファミド(無水物換算)として50mg/kg/dayで投与することになった。
なお、点滴静注の場合は、シクロホスファミド(無水物換算)100mgあたり
5mLの注射用水を用いて溶解後
1日当たりの必要量(XmL)を量りとり、補液で希釈し用いる。



シクロホスファミドの調製と投与に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
1 X=27である。
2 補液には生理食塩液を用いる。
3 大量投与する時には、出血性膀胱炎予防のためメスナ
(2-メルカプトエタンスルホン酸ナトリウム)を投与する。
4 治療効果を向上させるため、シクロホスファミド投与終了後24時間は輸液の
投与を避ける。


正解 2,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問211
40歳女性。
身長154cm、体重54kg。
造血幹細胞移植の前治療で注射用シクロホスファミド水和物を
シクロホスファミド(無水物換算)として50mg/kg/dayで投与することになった。
なお、点滴静注の場合は、シクロホスファミド(無水物換算)100mgあたり
5mLの注射用水を用いて溶解後
1日当たりの必要量(XmL)を量りとり、補液で希釈し用いる。


シクロホスファミド(A)は、ヒト肝ミクロソーム中のシトクロムP450(P450)
によりメチレン炭素に水酸基が導入され、B、Cを経てホスホラミドマスタード
(E)に代謝されたのち、最終的に活性体であるナイトロジェンマスタード(F)となる。
Step1において水酸基が導入される炭素はAの1~5のうちどれか。
1つ選べ。





正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問212
40歳女性。
身長154cm、体重54kg。
造血幹細胞移植の前治療で注射用シクロホスファミド水和物を
シクロホスファミド(無水物換算)として50mg/kg/dayで投与することになった。
なお、点滴静注の場合は、シクロホスファミド(無水物換算)100mgあたり
5mLの注射用水を用いて溶解後
1日当たりの必要量(XmL)を量りとり、補液で希釈し用いる。


シクロホスファミド(A)は、ヒト肝ミクロソーム中のシトクロムP450(P450)
によりメチレン炭素に水酸基が導入され、B、Cを経てホスホラミドマスタード
(E)に代謝されたのち、最終的に活性体であるナイトロジェンマスタード(F)となる。




Step3 において E とともに生じる化合物 D として最も適切な構造はどれか。
1つ選べ。





正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問213
53歳女性。
開腹手術にて大腸がんを切除した。
手術は予定通り終わり、手術後2日目から
大建中湯が処方された。


本症例において大建中湯の服用により最も期待される効果はどれか。1つ選べ。



1 内臓鈍痛予防
2 感染予防
3 腸閉塞(イレウス)予防
4 創傷治癒亢進
5 免疫力増強


正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問214
53歳女性。
開腹手術にて大腸がんを切除した。
手術は予定通り終わり、手術後2日目から
大建中湯が処方された。



大建中湯に配合される生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 サンショウは、辛味成分として
ヒドロドキロシキシ-α-サンショオールを含有する。
2 ニンジンは、精油成分としてギンセノシドRg1を含有する。
3 カンキョウは、苦味成分として[6]-ギンゲロールを含有する。
4 コウイは、甘味成分としてマルトースを含有する。

正解 1,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問215
70歳女性。
腰痛を訴え来院した。骨密度が低下していることが明らかにな
骨粗しよう症と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
アレンドロン酸錠35mg 
1回1錠(週1錠)
週1 回起床時4 日分

(処方2)
ケトプロフェン
テープ 40mg(10×14cm非温感)28枚
1 日1 回腰に貼付


1年経過後の腰椎骨密度測定値は、若年成人平均値の65%で
半年前の値より3%下がっていた。
さらに錐体骨折が1か所認められ、腰痛症状も改善されていなかった。
そこで、以下の処方に変更となった。


(処方3)
皮下注射(自己注射)テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注キット600 μg
1回20μg  1日1回  28日   1本(28回分)


処方1のアレンドロン酸錠の服薬指導で誤っているのはどれか。
2つ選べ。

1 胃腸障害を起こしやすいので、服用後なるべく早く食事をとってください。
2 カルシウム、マグネシウム等の含量の高いミネラルウォーターでは飲まないよ
うにしてください。
3 この錠剤は溶け易いので、少量の水で飲んでも構いません。
4 服用後少なくとも30分は横にならないでください。
5 服用を忘れて、朝食をとってしまった時は、翌朝の起床時に飲んでください。


正解 1,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問216

70歳女性。
腰痛を訴え来院した。骨密度が低下していることが明らかにな
骨粗しよう症と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
アレンドロン酸錠35mg 
1回1錠(週1錠)
週1 回起床時4 日分

(処方2)
ケトプロフェン
テープ 40mg(10×14cm非温感)28枚
1 日1 回腰に貼付


1年経過後の腰椎骨密度測定値は、若年成人平均値の65%で
半年前の値より3%下がっていた。
さらに錐体骨折が1か所認められ、腰痛症状も改善されていなかった。
そこで、以下の処方に変更となった。


(処方3)
皮下注射(自己注射)テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注キット600 μg
1回20μg  1日1回  28日   1本(28回分)


処方3のテリパラチド製剤に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 使用開始後も冷蔵庫に入れて保存する。
2 注射は腹部又は大腿部に行う。
3 本剤はカルシトニン製剤である。
4 骨粗しょう症以外の代謝性骨疾患の患者にも使用できる。


正解 1,2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問217

70歳女性。
腰痛を訴え来院した。骨密度が低下していることが明らかにな
骨粗しよう症と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
アレンドロン酸錠35mg 
1回1錠(週1錠)
週1 回起床時4 日分

(処方2)
ケトプロフェン
テープ 40mg(10×14cm非温感)28枚
1 日1 回腰に貼付


1年経過後の腰椎骨密度測定値は、若年成人平均値の65%で
半年前の値より3%下がっていた。
さらに錐体骨折が1か所認められ、腰痛症状も改善されていなかった。
そこで、以下の処方に変更となった。


(処方3)
皮下注射(自己注射)テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注キット600 μg
1回20μg  1日1回  28日   1本(28回分)


骨粗しょう症は、体内のカルシウム代謝と深く関わっている。
生体のカルシウムイオン(Ca2+)濃度の調節に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 細胞膜にはATPの加水分解エネルギーを用いて細胞外にCa2+を排出する
Ca2+ポンプが存在する。
2 腸管からのCa2+の吸収は
カルシトリオール(活性型ビタミンD3)により促進される。
3 カルシトニンは骨吸収を促進し、血漿中へのCa2+遊離を増加させる。
4 腎臓におけるCa2+の再吸収は、副甲状腺(上皮小体)ホルモンによって抑制
される。


正解 1,2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問218
57歳男性。
身長165cm、体重70kg。20歳代前半よりほぼ毎日
日本酒にして1日3合(540mL)程度の飲酒を続けている。
1年ほど前に下肢のむくみを自覚し、近医を受診した結果
肝機能障害を指摘されたが放置していた。
最近、全身の倦怠感を強く感じるようになり来院した。
非代償性肝硬変と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
スピロノラクトン錠25mg
1回1錠(1日2錠)
1 日2 回朝昼食後1 4 日分

(処方2)
フロセミド錠40mg
1回1錠(1日1錠)
1 日1 回朝食後1 4 日分

(処方3)
ラクツロースシロップ65%
1回10mL(1日30mL)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分

(処方4)
カゼイ菌散
1回1g(1日3g)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分

(処方5)
イソロイシン・ロイシン・バリン穎粒4.15g
1回1包(1日3包)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分


この処方薬による副作用について、患者に対する薬剤師の説明内容として
適切なのはどれか。1つ選べ。

1 めまい等が現れる場合があるので、自動車運転、高所作業又は
危険を伴う機械の操作などには十分注意してください。

2 急に胃のあたりがひどく痛む場合があるので
その際には直ちに医師又は薬剤師に申し出てください。

3 しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ等の
症状がみられる場合があるので
その際には直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。

4 から咳、息苦しさ、息切れ等が生じる場合があるので
その際には直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。

5 手足のこわばりやしびれ、脱力感、筋肉の痛み等が現れる場合があるので
の際には直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。


正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。





問219
57歳男性。
身長165cm、体重70kg。20歳代前半よりほぼ毎日
日本酒にして1日3合(540mL)程度の飲酒を続けている。
1年ほど前に下肢のむくみを自覚し、近医を受診した結果
肝機能障害を指摘されたが放置していた。
最近、全身の倦怠感を強く感じるようになり来院した。
非代償性肝硬変と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
スピロノラクトン錠25mg
1回1錠(1日2錠)
1 日2 回朝昼食後1 4 日分

(処方2)
フロセミド錠40mg
1回1錠(1日1錠)
1 日1 回朝食後1 4 日分

(処方3)
ラクツロースシロップ65%
1回10mL(1日30mL)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分

(処方4)
カゼイ菌散
1回1g(1日3g)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分

(処方5)
イソロイシン・ロイシン・バリン穎粒4.15g
1回1包(1日3包)
1 日3 回朝昼夕食後1 4 日分



肝臓の機能と非代償性肝硬変の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 分枝鎖アミノ酸は、主に肝臓で代謝される。
2 アルブミン産生の低下は、浮腫の誘因となる。
3 アンモニアから尿素への変換の低下は、肝性脳症の誘因となる。
4 ビリルビンからヘモグロビンへの変換が抑制されると、黄疸が生じる。
5 ヘパリン合成が低下すると、出血傾向となる。


正解 2,3
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問220
65歳男性。一過性脳虚血発作と診断され
血栓・塞栓の治療のため以下の薬剤が処方された。


(処方)
チクロピジン塩酸塩錠100mg
1回1錠(1日2錠)
1 日2 回朝夕食後1 4 日分


本薬剤の服用にあたり、患者に対する服薬指導として適切でないのはどれか。
1つ選べ。

1 服用開始後2ヶ月間は、定期的に検査を行う必要があるので
原則として2週間に1回受診してください。
2 発熱、倦怠感などの症状が現れた場合には、服用を中止し
直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。
3 手術や歯の治療を受ける場合、この薬を飲んでいることを
医師又は歯科医師に伝えてください。
4 この薬の服用期間中は、市販のクロレラ食品や青汁の摂取を避けて下さい。
5 風邪などで他の薬を薬局で購入する場合は
この薬を飲んでいることを薬剤師に伝えてください。


正解 4
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問221
65歳男性。一過性脳虚血発作と診断され
血栓・塞栓の治療のため以下の薬剤が処方された。


(処方)
チクロピジン塩酸塩錠100mg
1回1錠(1日2錠)
1 日2 回朝夕食後1 4 日分


脳梗塞の発症に関連する血小板の活性化及び血液凝固に関する記述のうち
正しいのはどれか。2つ選べ。

1 血小板の活性化により、顆粒に含まれているプロスタグランジンI2が放出される。
2 アデノシンニリン酸は、血小板のGタンパク質共役型受容体を刺激して
アデニル酸シクラーゼを活性化する。
3 セロトニンは、ホスホリパーゼCの活性化を介して、血小板の凝集を抑制する。
4 プロトロンビンから変換されたトロンビンは
フィブリノーケンからフィブリンを形成する。
5 プロトロンビンの生合成過程には、ビタミンK依存的な反応が含まれる。


正解 4,5
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問222
56歳男性。
身長165cm、体重63kg。
直腸がんと診断され
フルオロウラシル・ホリナートカルシウム・イリノテカン塩酸塩水和物療法(FOLFIRI)と
セツキシマブ(遺伝子組蕊換え)製剤との併用療法が開始された。



上記併用療法における医薬品の使用に関する記述のうち
正しいのはどれか。2つ選べ。

1フルオロウラシルは、急速静注後、持続静・注する。
2ホリナートカルシウムは、フルオロウラシルの副作用を抑制する目的で投与する。
3イリノテカン塩酸塩水和物は、フルオロウラシル投与後に点滴静注する。
4セツキシマブは、KRAS遺伝子変異の有無を考慮した上で使用する。


正解 1,4
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問223
56歳男性。
身長165cm、体重63kg。
直腸がんと診断され
フルオロウラシル・ホリナートカルシウム・イリノテカン塩酸塩水和物療法(FOLFIRI)と
セツキシマブ(遺伝子組蕊換え)製剤との併用療法が開始された。



図は、動物細胞の構造を模式的に表したものである。セツキシマブの標的分子で
ある上皮増殖因子受容体(EGFR)の細胞における局在について、正しい場所を示
しているのはどれか。1つ選べ。




正解 5
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問224
65歳女性。
身長162cm、体重56kg。
B細胞性非ホジキンリンパ腫と診断され、次の治療を受けることになった。
(処方1)
d-クロルフエニラミンマレイン酸塩錠2mg
1回3錠

アセトアミノフエン錠200mg
1回2錠

リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤投与30分前
1回分

(処方2)
リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤10mg/mL
1回600mg
用時10倍希釈  1週間間隔で点滴静注


これらの処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 処方1の薬剤は、infusionreactionを軽減させる目的で投与される。
2 処方2の薬剤は、特定生物由来製品に指定されている。
3 処方2の薬剤を使用する前に、B型肝炎ウイルスの有無を確認する。
4 処方2の希釈時及び希釈後に、成分の凝集を避けるため泡立つまで激しく振と
うする。


正解 1,3
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問225
65歳女性。
身長162cm、体重56kg。
B細胞性非ホジキンリンパ腫と診断され、次の治療を受けることになった。
(処方1)
d-クロルフエニラミンマレイン酸塩錠2mg
1回3錠

アセトアミノフエン錠200mg
1回2錠

リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤投与30分前
1回分

(処方2)
リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤10mg/mL
1回600mg
用時10倍希釈  1週間間隔で点滴静注




リツキシマブについて、医薬品添付文書から(a)~(c)の情報が得られた。こ
れらを参考にして、本剤に関する正しい記述を2つ選べ。

(a)本剤は、マウスーヒトキメラ型のモノクローナル抗体である。
(b)本剤を実験動物に静注投与した結果、末梢血液中のB細胞(Bリンパ球)
数は著しく減少したが、T細胞(Tリンパ球)数には変化を認めなかった。
(c)ヒト補体の存在下で、本剤をCD20陽性のヒト培養細胞に作用させたとこ
ろ、その50%が溶解したが、同じ条件でCD20陰性の細胞は溶解しなかった。

1 マウス抗体の定常部とヒト抗体の可変部を遺伝子工学的に融合し作製された
抗体である。

2 CD20分子に含まれる複数のエピトープ(抗原決定基)を認識し結合する。
3 T細胞に比べ、B細胞への結合能が高いと考えられる。
4 古典経路による補体活性化を誘導すると考えられる。


正解 3,4
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