問99-201 解説




問201
3歳男児。
急性白血病で化学療法を施行中であるが
感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。


(処方)
ノルフロキサシン小児用錠50mg 
1回30mg(1日90mg)粉砕
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

スクラルファー卜細粒90%
1回0.33g(1日1g)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

イトラコナゾール内用液1%
1回2mL(1日2mL)
1 日1 回朝食後7 日分

アセトアミノフェンシロップ2%
1回7.5mL(1日15mL)
1 日2 回朝夕食後2 日分





以下の表は、処方された薬物の物性を示したものである。
薬物間相互作用が予想される組合せはどれか。2つ選べ。





薬物間相互作用が予想されるのは
スクラルファートと、ノルフロキサシンです。

それを、1~4から見つける必要があります。


選択肢 1 の pKa に大きな幅があることから
構造式に x や y が含まれるスクラルファートであると
判断することができると考えられます。



次に、選択肢 2 は、log P が2つあるため
光学異性体の存在する、イトラコナゾールであると
判断することができます。



選択肢 3 は、特徴がないため、とばします。



最後に選択肢 4 は、 pKa が2つあるため
2段階に解離するような構造に注目すると
ノルフロキサシンには、NH と、COOH があることから
選択肢 4 は、ノルフロキサシンであると
判断することができると考えられます。



以上より、正解は 1,4 です。