問99-216 解説




問216

70歳女性。
腰痛を訴え来院した。骨密度が低下していることが明らかにな
骨粗しよう症と診断され、以下の薬剤が処方された。


(処方1)
アレンドロン酸錠35mg 
1回1錠(週1錠)
週1 回起床時4 日分

(処方2)
ケトプロフェン
テープ 40mg(10×14cm非温感)28枚
1 日1 回腰に貼付


1年経過後の腰椎骨密度測定値は、若年成人平均値の65%で
半年前の値より3%下がっていた。
さらに錐体骨折が1か所認められ、腰痛症状も改善されていなかった。
そこで、以下の処方に変更となった。


(処方3)
皮下注射(自己注射)テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注キット600 μg
1回20μg  1日1回  28日   1本(28回分)


処方3のテリパラチド製剤に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 使用開始後も冷蔵庫に入れて保存する。
2 注射は腹部又は大腿部に行う。
3 本剤はカルシトニン製剤である。
4 骨粗しょう症以外の代謝性骨疾患の患者にも使用できる。



テリパラチドは
副甲状腺ホルモン(パラトルモン)の
活性部分 を精製したペプチド製剤です。
内服では吸収されないため、注射剤です。

骨形成促進剤の一種です。


使用後は、速やかに冷蔵庫で保存します。
注射を行うのは、腹部 か 大腿部です。


骨折の危険性の高い骨粗しょう症に対してのみ
効能・効果が認められています。
(2014.3 時点)


以上より、正解は 1,2 です。











(イーライリリー によるマニュアル とてもわかりやすいです。)