問99-91 解説



問91

90Sr は以下に示す放射壊変により、放射性核種
90Y を経て、 90Zr の安定核種になる。
90Y の放射能の時間推移を示す曲線はどれか。
1つ選べ。

但し、時間ゼロにおける 90Sr の放射能は
5 × 104 Bq とする。







まず、t = 0 の時
90Y はまだ無いはずです。
つまり、放射能の強さは 0 のはずです。
よって、正解は 3 , 4 のどちらかです。


次に、今回の放射壊変は
親の半減期(90Sr の半減期:28.8 年)が
娘の半減期よりも、圧倒的に長いため
永続平衡です。


永続平衡では、ある程度時間がたつと
娘核種の放射能と、親核種の放射能が
等しくなります。


ある程度時間が経った時、半減期が数年かかる
親核種の 90Sr の放射能は、ほぼ 50000 と考えてよいです。


よって、時間が経つにつれ
50,000 Bq 付近に近づく曲線が正解です。




以上より、正解は 3 です。