問99-282 解説




問282
55歳男性。
体重67kg。C型‘慢性肝炎の治療のため、以下の薬剤が処方された。

(処方1)
注射用ペグインターフェロンアルファー2b(遺伝子組換え)
100μg/0.5mL用
(溶解液:日本薬局方「注射用水」0.7mL添付)
皮下注射  1バイアル

(処方2)
リバビリンカプセル200mg 1回2カプセル(1日4カプセル)
1 日2 回 朝夕食後 7 日分



上記処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 ウイルス陰性化率は、ウイルスの遺伝子型の影響を受ける。
2 リバビリンは、単剤で強い抗ウイルス効果を示す。
3 B型慢性肝炎にも著効を示す。
4 主な副作用として発熱がある。
5 葛根湯は併用禁忌である。



選択肢 1 は、その通りの記述です。



選択肢 2 ですが
リバビリンは、インターフェロンとの併用で
効果を発揮する抗ウイルス薬です。
単独で強い抗ウイルス効果を示すわけでは
ありません。


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3 ですが
リバビリンを併用するインターフェロン療法は
B 型肝炎には適応がありません。


よって、選択肢 3 は誤りです。




選択肢 4 ですが
その通りの記述です。



選択肢 5 ですが
葛根湯は、併用禁忌ではありません。
ちなみに、小柴胡湯が併用禁忌です。



よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 1,4 です。