問99-249 解説




問249
40歳男性。
心室頻拍・心室細動の既往歴がある。
内科診療所にて、ピロリ菌の除菌を行うこととなった。
また、同時に貧血があることを指摘され
除菌と同時に治療することとなり、以下の薬剤が処方された。

(処方1)
ランサップ400(注)
1 日1 シート7 日分
注:( ランソプラゾールカプセル 30 mg
1回1カプセル(1日2カプセル)

アモキシシリンカプセル 250 mg
1回3カプセル(1日6カプセル)

クラリスロマイシン錠 200 mg
1回1錠(1日2錠) )

1 日2 回朝夕食後

(処方2)
酪酸菌錠(宮入菌として)20mg
1回1錠(1日3錠)
1 日3 回朝昼夕食後7 日分

(処方3)
クエン酸第一鉄ナトリウム錠50mg
1回1錠(1日2錠)
1 日2 回朝夕食後2 1 日分
(ピロリ菌除菌終了後に服用開始)


問249 (実務)
上記処方の中で
この患者の既往歴に対して
最も注意が必要な薬剤はどれか。
1つ選べ。

1 ランソプラゾールカプセル
2 アモキシシリンカプセル
3 クラリスロマイシン錠
4 酪酸菌錠
5 クエン酸第一鉄ナトリウム錠



心疾患既往があるため
クラリスロマイシンの服用に注意が必要です。


クラリスロマイシンの代表的な副作用に
QT 延長等があり
心疾患の既往歴がある患者には
注意が必要です。


具体的には、薬を服用中に
めまい、動悸、胸が痛むなどの症状がみられた場合に
すぐに医師・薬剤師に連絡するよう指導すること 
が必要であると考えられます。




以上より、正解は 3 です。







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