2015.4~2015.6



◆2015.05.20◆

「チュアブル錠は噛んで飲む薬です」


チュアブル錠は、英語では「chewable tablet」と書きます。
「chew(噛む)」+「able(できる)」というわけで、
錠剤を飲み込むのが苦手な子どもやお年寄りでも使いやすく、
また、水が要らないので、水のない場所でも服用できます。

もちろん、噛むことができる(able)だけであって、
そばに水があって噛まずに飲み込める場合は普通の錠剤のように
まる飲みしても構いません。

…というのは罠です。
まる飲みしてはいけません。
チュアブルとは名ばかりで、むしろ噛まなきゃ駄目です。
マストチューです。

とはいえ、チュアブル錠には噛んでも噛まなくても良い薬もあります。
つまり、名前の通り、チュアブルな錠剤です。
ただし、中には噛んで砕いておかないと、腸まで運ばれたときに
まだ錠剤が溶けきらずにうまく吸収できなかった…というような、
残念な結果を招く場合があります。
また、やはり大きめの錠剤が多いので、噛まないで服用すると、
うまく飲み込めずに食道あたりで詰まる危険性もあります。

そんなわけなので、もしチュアブル錠と接する機会があって、
それを噛まないで飲んでも良いかどうか気になる方は、
事前に薬剤師さんに相談したほうが良いと思います。
もっと云えば、チュアブル錠である限りは噛み砕いちゃいけないことはないので、
大きな不都合がない限りは、噛み砕いて飲むことをお勧めします。

ところで…チュアブル錠は日本語では咀嚼錠と云います。
こちらは、咀嚼可能錠ではなく咀嚼錠なので、誤解がなくて良いですね…♪


(ICO)





◆2015.05.09◆

「今後の果樹農業の基本方針」


4月27日に、農林水産省から「果樹農業振興基本方針」なるものが公表されました。
これは、日本国内における今後の果樹農業の基本方針を定めたもので、大体5年ごとに見直しが行われるそうです。

内容としては、現状の果樹農業事情はこんな感じだよー。ってことと、
だから今後はこんな感じの狙いでいこう!ってことが載っています。

現状としては、生産者が減り続けていること、生産者の7割のヒトが60歳以上であること、
消費者のうち20代~40代のヒトがあんまり果物を食べていないこと…などが挙げられています。

上記を踏まえ、今後の方針としては生産者として若者の確保・育成が急務なので、
若いヒトが敬遠する長時間労働を何とかしようという動きがあります。
具体的には、機械導入による効率化や、インターネットを通じた人材募集・人材派遣、
それに、収入保険制度による所得の確保などが挙げられています。
また、20代~40代のヒトが果物をあまり食べない原因を値段や皮むきの手間のせいと見込み、
低コストのカットフルーツなどの加工や流通に力を入れていくようです。
あとは、国内では著しい消費拡大が見込めないため、輸出量を増やしていく展望となっています。

実際、最近はカットりんごの自動販売機が登場したり、
シャインマスカット(皮ごと食べられる種なしぶどう)が売ってたりして、どちらも売り上げは好調な様子です。
こういう新システムや優良品種の規模拡大はすでに進められています。

こんな風に、そのときどきの情勢を踏まえながら近未来の展望を抱いて、
その目標に向かって試行錯誤しながら進んでいくのって、良いですよね…♪
もちろん、良いっていうのは楽しいって意味だけじゃなくて…我慢や苦難があるだろうこともひっくるめた感想です。


より詳しい内容を知りたい方は、以下のURLをクリックしてPDFを読んでみてください。
リンク先は、農林水産省ホームページ内にあるPDFファイルです。

果樹農業振興基本方針



将来的には、庭で小さな果樹園と小さな薬草園を作りたい!
と常々思っているんだけれど…今はまだ、土地もお金も技術も足りません。

夢のひとつが叶う日は、いつになるだろうか…。


(ICO)





◆2015.04.29◆

「アトピーの原因は黄色ブドウ球菌で、だから抗生物質が有効…かも」


先週の中頃に、ニュースで気になるトピックを扱っていました。

それは、アトピー性皮膚炎の原因が黄色ブドウ球菌の異常細菌巣じゃないかという話です。

異常細菌巣とは、ある種の菌が爆発的に増殖してしまったせいでほかの種の菌が淘汰され、
菌の多様性が失われた状態になったときの、その爆発的に増えた菌のことを指す言葉です。

アトピーがアレルギー性疾患であるのは周知の事実ですが、
今まで、その原因物質(アレルゲン)はよくわかっていませんでした。

そんな中、今回、慶応大などによる研究グループから、アトピー性皮膚炎のアレルゲンは
黄色ブドウ球菌の異常細菌巣だろうということが発表されました。

ということは、抗生物質を使って黄色ブドウ球菌の数を減らせば、皮膚上の細菌の多様性が戻って
アトピーの症状が治まるのではないか…という流れです。

ただし、当の研究グループ自身が指摘しているように、実際に抗生物質を投与してしまうと、
皮膚表面だけでなく腸内細菌にも影響を及ぼす恐れがあるため、そう簡単にはいかないかもしれません。
けれど、ここまでわかれば更なるアプローチの余地が生まれるため、これは素晴らしい成果だと思います。

そういうわけで…現在の主流な治療法であるステロイド剤に取って代わる治療法が近々できるかもしれません。
もちろん、ステロイド剤が悪いというわけでは全然ないですけれど…
治療効果には相性が大きく作用することもあるので、選択肢が増えることは良いことです。

この件についてはまだまだ臨床段階の話ではありませんが、夢のある話なので、続報に期待しましょう…♪


より詳しい内容を知りたい方は、以下のURLをクリックしてPDFを読んでみてください。
リンク先は、慶應義塾大学ホームページ内にあるPDFファイルです。

アトピー性皮膚炎は皮膚の異常細菌巣が引き起こす」


(ICO)




◆2015.04.28◆

(→日本では、技適マーク未承認)

「複数のカード類を1枚にまとめる」が
身近になるのが楽しみ。


2つの製品のHPから
製品のイメージが伝わってくる。
「主体的に、動画レベルの情報にアクセスできる」
って、すごいことだなぁ。


そして
HPを見て、ふ~っとなって
カーテンが閉まっている窓に目をやり
部屋を見回すと
「現実」は、案外「静止画」。

加えて
優秀なフィルタリングを受けまくっているから
ほとんど何も受け取ってなかったり
思い入れを始めとした過剰な装飾で
現実自体が見えてなかったりする。
( 例) 歩いていても、「カレー」という
文字しか目に入らない)


主観的情報 は、個人間で
あまりにもかけ離れている。

入力を相当揃えても、解釈がまったく違う。
おまけに、出力過程でバグが多い。


新入社員の研修の話が耳に入る季節に
気になっていた商品の情報があって
少し余裕がある時間に
情報量に関する記事を目にして
色んなことがつながっていく。


何が何のきっかけにいつなるか、
本当にわからないもんで
それはとても楽しみなことなんだな~。

(kazupiko)



◆2015.04.21◆

「変わってゆく…」


ペパーミントやセントジョーンズワートが売ってる紅茶屋さんがあり、店の雰囲気も好くて
随分前に何度かそこで買ったりしていたのですが、転勤を機に足が遠のいていました。

機会があって、3年ぶりにそのお店に向かってみたら…あれ、何でスキンクリーム屋っ!?

まぁ、よくある話なんですけどね…。
3年も経てば、街もヒトも変わっていて当然なのかもしれませんね。
だけど…ショックでした、楽しみにしていただけに。


    進化してゆく時代の中で、同じものを求めて…


という歌詞が GARNET CROW の「夏の幻」という歌の一節にありますが、まさにそんな気分です。

ヒトは未来が大事だと云うけれど、僕には過去のほうが重要かもしれない。


(ICO)




◆2015.04.17◆

「壊れたんでしょ。」


 先生、これ壊れちゃいました。

 「壊れた」んじゃなくて「壊した」んだろ!
 それとも、放っておいたら勝手に壊れたのか…?


…っていう定番のやり取りがあるじゃないですか。 数年に一度くらい耳にする会話。
でも、たとえ壊したとしても、壊した結果壊れたんだから、「壊れた」を否定することってできないと思うんですよね。

もちろん、主旨はそこじゃなくて、反省の色が見られないところが良くないって話なんでしょうけど、
「正しい日本語を使え!」みたいな切り口で責めてる割に、その日本語が正しくないのはどうなんだろう…
と思ってしまうわけです。

まぁ…ただの風物詩みたいなものとして捉えればいいんですかね。
「先生、トイレ!」 「先生はトイレじゃないぞ」 みたいな感じで。


(ICO)




◆2015.04.07◆

「目には目を…」


ふとしたきっかけで、普段は手に取らないような裁判員制度の本を読んでみました。
法学には特別な思い入れがあるわけではないので、専門知識もなく、まっさらな状態で読み始めたのですが…
あの分野は、素人が軽い気持ちで理解しようとしても難しくて、てんで理解できませんでした。

そもそも、司法制度とか死刑制度とかって、国や時代によって正義というか正解が全然違うし、
色んなヒトが色んなことを主張するし、しかも正解とされてるものについても根拠がイマイチはっきりしないし…
なんかそれらしいことは云ってるんだけど、素人目には「なるほど!」って思うよりは「んっ!?」ってなることのほうが多く、
混乱に次ぐ混乱でした。 (注:法学について何も知らない者の私見です…。)
サイエンスの世界でも諸説あることは珍しくないですが…もうちょっと話がまとまっているような気がします。

結局、裁判員制度がうまく機能しているのかいないのか、死刑肯定論と死刑廃止論はどちらに分があるのか、など
知りたかった答えはなかなか見つからなかったわけですが…初心者のトライなんて、こんなもんですよね。
読んでる間もやたら疲れるし、読了後にモヤモヤが残ったので、しばらくこのジャンルには手を出さないと思います。
まぁ、でも…こういうのも経験でしょうか。


そんな中、「目には目を、歯には歯を」という言葉の意味が、「やられたら、やり返せ!」というよりもむしろ、
「やられたら、やられた分しかやり返すな!過度な仕返し禁止!!」という意味であるとの記述があって、
おぉ、これは良い言葉だなぁ…!って思いました。 (注:この言葉の解釈も諸説ありそうですが割愛します。)

復讐が推奨されると血で血を洗う展開になるので、これはぜひとも避けたいですが
傷つけられても我慢しなさいと云われるのも…美徳ではあるものの、暴れたもん勝ちみたいな感じで、どうにも釈然としない。
それに比べ、「やられた分ならやり返してもいいよ。でもやり過ぎちゃ駄目だよ」っていうのは、程良い感じで、好印象です。

もちろん、これは当事者同士で過激な復讐合戦が繰り広げられてた時代にこそ効果のある提言であって、
基本的に穏やかな今の社会では、やられた分を100%(過不足なく)やり返すこと自体がやり過ぎな感も否めませんし、
そもそも、これを当事者同士で行おうとすると、「やられた分」の尺度を誤ったりしてロクなことにならなそうです。
なので、やっぱり裁判所のような第三者機関を挟んだほうが現実的かつ秩序的なんでしょうけど…。


…というわけで、久しぶりの「今日のひとこと」は、なじみのない分野の本にチャレンジして
敢えなく玉砕したという、身も蓋もない日記でした。


(ICO)