2015.7~2015.9



◆2015.08.13◆

「ペルセウス」

今日はペルセウス座流星群の極大日だけど…
天気予報をみると、九州・四国以外はぱっとしない空模様だなぁ。

せっかく、今年は月が新月に近くて、星見には持ってこいのタイミングなのに。

まぁ…いっか。 そういうこともあるよね。


(ICO)


 
◆2015.08.03◆

「苦難のミドリガメ」


アカミミガメ、結構かわいいです。
ミドリガメと云われることもよくありますが、それは「こどもアカミミガメ」の呼び名で、
「おとなアカミミガメ」はミドリガメと呼ばないようです。

そのアカミミガメですが、こどもの頃はほんの数センチしかないのに、
大人になると30センチとかそれ以上になることもしばしば。

そんなこんなで飼っていたミドリガメが巨大化し、そのせいかはわかりませんが、
池や川に捨ててしまう例があとを絶たない…というニュースを、
ずいぶん前から不定期に何度も見ています。

捨てられたアカミミガメたちが、その池にもともと棲んでいたニホンイシガメやその他の生物を淘汰し、
その強力な生命力と繁殖力をもって、既存の生態系を壊してしまっているのが現状です。
いわゆる外来生物問題ですね。

この事態をどうにかするために、アカミミガメを特定外来生物に指定して、
国内で飼育することを許可制(届出制)にしたらどうでしょう…?
って話が平成17年に出たのですが、このタイミングで特定外来生物に指定したら、
それこそ一気に大量のアカミミガメが捨てられてしまうのではないか、などの懸念が出たので
この案は見送られることとなりました。


それから10年…この10年の間にどんな議論があったのか知りませんが(不勉強)、
最近になって環境省から「アカミミガメ対策推進プロジェクト」なるものが公表されました。

プロジェクトの方向性としては、以下の5つです。

 ① 国外からの導入のストップ
 ② 「捨てガメ=ゼロ」と「終生飼育」
 ③ 防除の推進
 ④ 生態系の再生
 ⑤ 理解の向上

①を見ると、指定外来生物にはしないようですが、それでも業者による輸入をなくすようです。
これにより、お店にミドリガメが並ぶことなくなり(もしくは極端に減り)、
必然的にペットとしてのアカミミガメが減っていくことになりそうです。

②と⑤はリンクしているように思います。
要するに、飼い主さんがペットを捨てないように啓発・教育することで、
結果的に「捨てガメ=ゼロ」と「終生飼育」が達成できます。

③と④も連動しています。
「防除」と書くとさらっとしていますが、要するに、捕まえて殺してしまうことですね。
生理的には可哀想だと思ってしまいますが…そんなこと云ったら、既存の生態系はどうなるんだ!
という話になってしまうので、これは仕方ないことかもしれません。
その結果、うまくいけば生態系が再生する、という筋書きです。


…と、まぁ、まとめると、アカミミガメの飼育を許可制にすることはしないけど、
これからは飼うヒトが増えないように、流通量をかなり減らしますよ。
そして、すでに捨てられて池に放たれたカメたちは、積極的に駆除していきますよ。
というような内容ですね。


個人的には全然嬉しくない内容だけど…大きめの公園や日本庭園の池を見てると、確かに、
石の上に溢れんばかりのアカミミガメが佇んでることも多いから…事態は深刻なんですよね。

共存への道のりは、なかなかに遠い…。



より詳しい内容を知りたい方は、以下のURLのサイトを参照してください。
リンク先は、環境省ホームページ内の報道発表資料です。

「アカミミガメ対策推進プロジェクト」の公表について(お知らせ)


(ICO)