4) 糖質の定性及び定量試験法




ある試料に
糖質が含まれているかどうかを調べる試験を
糖質の定性試験と呼びます。

ある試料に
糖質がどれくらいの量含まれているかを調べる試験を
糖質の定量試験と呼びます。


代表的な糖質の定性試験法は
フェーリング反応と、トレンス反応です。


フェーリング反応は
還元性を示す糖が存在するかを調べる試験です。
試薬として、フェーリング液を用います。

フェーリング液には
硫酸銅が含まれています。
硫酸銅の Cu2+ が還元されて生じた Cu
2O は
赤色沈殿として観察されます。
赤色沈殿の有無で
還元性のある糖の有無を判断します。


トレンス反応は、
銀鏡反応とも呼ばれ
フェーリング反応と同様に
還元性を示す糖が存在するかを調べる試験です。
試薬として、トレンス試薬を用います。

トレンス試薬には
硝酸銀が含まれています。
硝酸銀の Agが還元されて、銀の膜が生じます。
この膜が鏡のように光を反射するため
この反応は銀鏡反応と呼ばれます。
銀鏡の有無で、還元性のある糖の有無を判断します。


代表的な糖の定量試験法は
高速液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーです。
クロマトグラフィーに関しては、参考) 分析化学まとめました (リンク未)
を参考にして下さい。