5) 酵素活性調節機構




酵素の活性調節機構としては
アロステリック効果があげられます。


アロステリック効果とは
酵素の中に活性部位とは別に、調節部位が存在し
調節因子(アロステリックエフェクター)が
調節部位に結合することにより
立体構造が変化して
酵素活性が調節される
効果のことです。


代表例としては
アスパラギン酸カルバモイル転移酵素があげられます。


この酵素は
ピリミジン合成系において用いられる酵素の一つです。


合成系の最終産物であるCTP(シチジン3リン酸)によって
負の方向に(CTPの合成を抑制する方向に)
アロステリック効果を受けます。



特に、
反応系の
「最終産物」や「中間産物」によって
反応系の前段階がアロステリック効果を受けて
酵素活性が調節されることを
「フィードバック効果」と呼びます。


イメージは下図になります。