2) 解糖系





グルコースからエネルギーを取り出すことを
好気呼吸と呼びます。


好気呼吸は
大きく3段階に分類されます。


すなわち
1段階目:解糖系 (細胞質において行われる)
2段階目:クエン酸回路 (ミトコンドリアにおいて行われる)
3段階目:水素伝達系 (ミトコンドリアにおいて行われる)
です。


このページでは
解糖系について説明します。



解糖系は
グルコース(C6)を、 2 個のピルビン酸(C3)に分解する経路です。

その過程において
2ATPを使用し、4ATPを生成します。

合計 2ATP の得になる回路です。


細かく解凍系を見ると
10 の反応からなります。


ポイントは、多くの反応は可逆的ですが
3つの反応だけが不可逆的反応であり
その反応が解糖系の活性を調節しているということです。


3つの反応とは
1:グルコースを、グルコース 6 リン酸へと変換する反応。
ヘキソキナーゼという酵素により変換する。

2:フルクトース6リン酸を、フルクトース1,6 ビスリン酸へと変換する反応。
ホスホフルクトキナーゼという酵素により変換する。

3:ホスホエノールピルビン酸を、ピルビン酸へと変換する反応。
ピルビン酸キナーゼという酵素により変換する。

の 3 つです。

※この 3 つの反応は
解凍系の逆反応である糖新生において
別の経路によって回避される反応となっています。


解凍系の最終産物であるピルビン酸は
この後、クエン酸回路で様々な中間生成物を生成する原料となります。



ちなみに
嫌気的(酸素のない)環境下においては
ピルビン酸は乳酸デヒドロゲナーゼにより
乳酸に変換され、別の回路で処理されていきます。