「エネルギー摂取」をもう少し詳しく見てみます。糖質の摂取が過剰な時は、余った糖質は脂肪組織へ送られます。そして、余った糖質から脂肪酸が合成されます。※脂肪酸から再びグルコースは作れません。また、必須脂肪酸は糖質から合成できません。 次に、タンパク質です。タンパク質は、摂取エネルギーが不足している時には、優先的にエネルギー源として使われます。このため、糖質が十分に存在すると、タンパク質はエネルギー源として使われずにすみ、タンパク質合成のための素材として使われます。タンパク質を過剰に摂取した場合、アミノ酸プール(血中及び組織中における、遊離アミノ酸の総称)に蓄積され、それでも過剰になった場合、グリコーゲンや脂質として蓄積されます。 脂質の摂取が過剰な場合、脂肪細胞に脂肪酸として蓄積されます。 過剰になって、使うことも、一時的に置いておくこともできなくなったら、グリコーゲンや脂肪で蓄積している、というイメージです。 前の項目へ 目次へ 次の項目へ |