1-1 2) 各臓器の役割









甲状腺は、濾胞細胞からなる甲状腺濾胞と、傍濾胞細胞により構成されています。
濾胞細胞から、甲状腺ホルモンが分泌されます。


甲状腺ホルモンは代謝などをコントロールしています。
イメージとしては体を車に例えた時に、アクセルの踏み具合をコントロールしているイメージです。
甲状腺ホルモンがたくさん出ていると、アクセルをふみっぱなしにしているイメージです。

又、傍濾胞細胞は、カルシトニンというホルモンを分泌します。
カルシトニンは、血中Caのコントロールを司るホルモンです。



肺は、酸素と二酸化炭素の交換を行う臓器です。
血中pHの調節も、二酸化炭素の排出により行なっています。



心臓は、全身に血液を送るポンプの役割を担う臓器です。
若干左寄りに位置しています。
人間に大体4~5Lの血が流れていますが、1分で大体4~5L血液を送り出しています。
つまり心臓によって、血液は、約1分で全身を巡っています。



横隔膜とは、胸とおなかの境目を作る筋肉です。
自分の意志で動かすことができます。
息を吸い込む時に、収縮します。
ハラミと呼ばれる部分です。


肝臓は、様々な化学反応を担う臓器です。
人体における化学工場にたとえられます。
平均重量は約1.4kgで、皮膚についで2番目に大きい器官です。


胃は、食物の消化を担う臓器です。
さらに、食物と一緒に入りこんだ異物の処理・除去も行なっています。
食道から続く部分は噴門、腸へと続いていく部分は幽門と呼ばれます。


小腸は、栄養分の吸収を担う臓器です。
折りたたまれており、全長は6mにも及びます。
さらに腸管免疫系という免疫系も備えています。
この免疫系には、腸内に生息する腸内細菌と密接な関係があることが知られています。


大腸は、主に水分を吸収する役割を担う臓器です。
小腸から続いてくる所から、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸と続き
最後に直腸から肛門へと続きます。


脾臓は、免疫を司るB細胞等を成熟させる働きや、古くなった赤血球の破壊などを行う臓器です。
胃と横隔膜に挟まれた場所に存在する、体の中で一番大きなリンパ組織です。


すい臓は、胃に引き続き消化を担うと共に
ホルモンを分泌することにより血糖値を調節する役割を担う臓器です。


腎臓は、血中の老廃物を尿として排泄するとともに
心臓と共に血液循環を調節する役割を担っています。