1-6 1) 肺、気管支の機能と構造







肺は、左右非対称の臓器です。
右肺は3つ、左肺は2つに分かれています。
分かれていることを分葉しているといいます。


右肺の3つの部分は、上から上葉、中葉、下葉と呼ばれます。
左肺の2つの部分は上葉、下葉と呼ばれます。


肺は大部分が肺胞と呼ばれる組織からなります。
肺胞は、肺胞上皮細胞からなります。
内側はサーファクタントと呼ばれる界面活性剤で覆われています。


肺胞上皮細胞には
肺胞表面の約90%を占める I 型と
サーファクタントを分泌する II 型があります。

I 型の肺胞において
いわゆる呼吸(血中のO2とCO2の交換)が行われます。


のどから肺までをつなぐ管が気管と呼ばれます。
気管は U 字型の軟骨と、その間を埋める平滑筋からなります。
又、気管内側表面には粘液が分泌されており
さらにブラシのような毛が表面に存在し
異物を除去する(気管から喉に押し返す)機能ももっています。


気管は途中で枝分かれして気管支、細気管支、、、と枝分かれしていき
最終的に終末細気管支にまで枝分かれして肺胞と合流します。


最初の枝分かれが左右不均等です。
下図がイメージになります。



このような構造のため、高齢者の誤嚥による肺炎では
右肺に肺炎がおきることが多いことが知られています。


演習)