2-1 1) 細胞集合による組織構築










組織とは
何種類かの細胞が一定のパターンで集合することにより
ひとつのまとまった役割をもったものです。
いいかえると、細胞の集合体が組織であるということです。

組織は大きく4つに分類されます。


1つめは上皮組織です。
上皮組織は
各器官の内外の表面を覆うことで
仕切りを作る組織です。

上皮組織が単層か多層か
薄っぺらいかもこっとしているかといった形態によって
更にいくつかに分類されます。



2つめは結合組織です。
結合組織は
器官、他の組織、細胞間などを埋め
それらを支える組織です。

結合組織は
細胞と細胞外マトリクスという2つの要素からなります。

代表的な結合組織は
軟骨や骨、血液、リンパです。



3つめは筋肉組織です。
筋肉組織は
収縮することにより力を発生させる組織です。

筋肉組織は大きく3つに分類されます。
平滑筋組織、骨格筋組織、心筋組織です。

骨格筋、心筋には
横紋と呼ばれる特徴的な構造が見られます。
骨格筋のみ、随意的に動かすことができます。



4つめは神経組織です。
神経組織は
外部からの刺激及び身体内部からの刺激を受け取って
伝える役割を担う組織です。

神経組織は
神経細胞(ニューロン)と
その周りの神経膠細胞(グリア細胞)
からなります。


神経細胞は
細胞体、樹状突起、軸索からなります。

軸索が髄鞘で覆われているかどうかで
有髄神経と無髄神経という呼び名で分類されます。

有髄神経の特徴は
神経の興奮の伝導が、跳躍伝導という形式で行われるため
興奮の伝導が極めて速いことです。